香港7月1日大パレード 法輪功学習者が立派な風采を現す
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 【明慧日本2017年7月9日】(香港=明慧記者・鄭語焉)香港の主権が中国に移されてちょうど20周年に当たる今月1日、6万人以上の人々が街頭を歩いて大パレードを行い、中国共産党の暴政に反対する心の声を現した。法輪功学習者も毎年、このパレードに参加しており、7月1日の大パレードでは最も衆目を集める隊列になっている。1999年から18年間、学習者は強権を恐れず、共産党の邪悪な本性と共産党が人々を暴虐に殺害してきた真相を勇敢に暴露し、剛毅に平和的に迫害に反対し、迫害の元凶を法律に基づいて処理するよう呼びかけてきた。人々は法輪功の「真・善・忍」の精神を大いにほめたたえ、香港の人々も反迫害を支持し、中国人観光客も法輪功に感謝を示した。

图1-3. 香港七一大游行中,法轮功学员成为最令人瞩目的队伍。


7月1日の大パレードで最も衆目を集めた法輪功学習者の隊列

 7月1日の大パレードはビクトリア公園の中央芝生と音楽堂を起点とし、すでに盛夏に入った当日、天気は不安定だったが、6万人以上の人々の心の声を表す熱情に影響はなかった。

图4.. 法轮功学员在维园整队等待出发游行。
隊列を整えパレードの出発を待つ学習者たち

 学習者たちは早くからビクトリア公園入り口の噴水池一帯に集まり、その後、C区の草地に入り、規則正しく隊列を組んで出発を待った。そして、午後2時40分、学習者で構成された天国楽団が会場に歩み入って「法輪大法は素晴らしい」などの楽曲を演奏した時、多くの人々の目を惹きつけ、みんな携帯電話やカメラでその場面を撮影し、親指を立てて賞賛する人もいた。

 午後4時過ぎ、学習者たちで構成されたパレードの隊列は「元凶を法律に従って処罰し香港の混乱を終わらせる」、「理性をもって平和的に迫害に反対する」、「中国共産党にNOを言おう」「正義と良知が迫害を解体する」、そして「法輪大法は素晴らしい」などの五つの隊列に分かれ、天国楽団を先頭に、エリザベス公園から出発し、バスケットボール場と、高士威道、ヘネシーロードなどの主要市街地を抜け、ゴールである金鐘添美道の市民広場の外に到着した。

 香港法輪大法学会スポークスマン「全面的に中国共産党の害をなくしてはじめて中国に未来がある

 香港法輪功学会スポークスマン・簡鴻章氏は「今回の7月1日の大パレード参加は、香港を訪れた習近平氏に法輪大法の素晴らしさを見せることを主旨とし、同時に迫害停止を呼びかけ、元凶の江沢民と梁振英などの重要犯人を法律に従って処罰し、梁振英の反社会的組織とそのメンバーによる香港の混乱を終わらせることを呼びかけることを主旨としています」と語った。そして、習近平氏が香港を訪れた次の日(先月30日)のことに言及し、学習者たちが早朝から、中心部で集団煉功していた時、習近平氏の車列が遠くを通り過ぎましたが、習氏の随行員が乗った大型バスは煉功場の近くを通り過ぎたいうことで、簡鴻章氏は「平和で穏やかな法輪功の煉功風景を見て、そして『江沢民を法で裁け』の横断幕を見て、彼らは感動しました」と言った。

 韓国章氏は共産党の本質を暴露しながら「共産党政権の本質は絶対的な利己主義で、天に反し、地に反し、反人間的で『偽・悪・闘』を行い、見解が対立しているものを寛容できず、中華5千年の文化に対して、この徳が高く満ち満ちている文化を排斥し、さらに、真・善・忍を修煉し、どこでも人の事を優先に考える1億人の良い人を抑圧しています。共産党が必要としているものは人を自由に操ることであり、それならば、このような状況下で、一国二制度の考えが本来どんなによい考えであったとしても、それが共産党の独裁的な本質と符合しないのですから、一国二制度が実現できるはずがないのです」と言った。

 簡鴻章氏は「共産党政権による害と共産党文化の毒素を全面的に除去した後で、全中国を含む香港が互いに寛容的な全体になることができるので、共産党の平和的な解体を促す必要があるのです」と強調し「なぜ今、三退運動で共産党の党、共青団、少年先鋒隊の組織を脱退するよう人々に呼び掛けているかというと、このことによって、共産党の邪悪から離れることがどれだけ重要なことなのかを説明しているからです」と語った。

 海外の学習者「世の人々が法輪大法のすばらしさを理解することを待ち望む」

 日本で法輪功の修煉を始めた石さんは、人生の何たるかをかつてあてもなく探し求め、親戚のところから『轉法輪』を借りて読んで、引き込まれた。石さんは「人が何のために生きているのか、を以前は知りませんでしたが『轉法輪』を読んでとても震撼し、18年来のすべての疑問にすべて回答していました」と語った。石さんの心は憂鬱から晴れやかになり「法輪大法を学んでから、悩みの原因が内心から来ていたことがわかり、もし心が晴れやかで喜びにあふれていれば、そんなに悩まないはずなのです」と語った。石さんは日本の天国楽団のメンバーとして、7月1日の大パレードに参加するためにわざわざ香港に来て「美しい音楽を通して、法輪大法のすばらしさを人々に伝えたい」と語った。

 香港の人が法輪功迫害反対を支持した

图5-7. 法轮功学员的游行队伍传达法轮大法好、和平理性反迫害以及善劝三退保平安的真相与讯息。

 


「法輪大法は素晴らしい」、「理性をもって平和的に迫害に反対する」、「三退すれば平安を保つことができることを勧める」という真相とメッセージを伝える学習者のパレード

 文化大革命で迫害を受け、広東から香港に移住して40年以上になる曽さんは、エリザベス公園で興味津々に天国楽団の演奏を見学し、法輪功迫害反対に支持を表明し「だれであろうと人を迫害したら犯罪者であり、特に江沢民は手中の権力を利用したのですから、万の罪にあたり、共産党も万の罪に当たり、共産党は邪教であり、魔物であり、人はあれこれと思っている、と口で言っていたとしても、それは違っており、なぜなら、共産党が人々をコントロールしたがっているからです」と語った。曽さんは共産党が必ず崩れると信じており「共産党は腐っており、権力が腐敗させたのです。今、権力を持っている人は、国の財産を持って外へ逃げ出していますが、自分の権力が長く維持できるとは信じていないからで、権力と金を持てば、外へ逃げ出さなければならないのです」と語った。

 そして曽さんは「今、共産党全体が腐敗しています。ですから、法輪功が自分の理念を堅持すれば、世界の人々の信用と追随を得られるようになり、それが法輪功の真理の所在であり、私はキリスト教徒ですが、私も法輪功を信じています」と言った。

 公務員を定年退職した黎さんは学習者の隊列をほめたたえ「とても迫力があり、組織だっており、彼らの話には論拠があり、共産党が抑圧しているのに、香港ではこんなにも団結力があるのですね」と言った。そして、黎さんは法輪功が主張している「真・善・忍」の精神への同意を現し「真・善・忍の3文字は人を目標に邁進させますが、これが事実です」と語った。そして、江沢民を法で裁くことを支持し「江沢民はとっくにこの世界に存在しているべきではなかったのです」と語った。そしてまた「7月1日の大パレードを通して、関係機関が前行政長官である梁振英の腐敗事件を調査する」ことを希望し「中央政府駐香港連絡弁公室が香港の事務に介入しない」よう要求した。

 中国からの観光客「法輪功は立派だ」

 学習者のパレードの隊列を見て、深センの住民である張さんは感嘆し「法輪功学習者はどこにいても、平和的で華やかな風景になります。香港に来るといつも、法輪功学習者がいつも静かに道の傍らに立ち、人々に真相を伝え、真相を話し、その場で平和的に静かに座り、共産党が宣伝しているのとは全く違います。香港の民主的な自由にとって、法輪功学習者は不可欠であり、彼らは自身の権益を守っていると同時に、香港の民主的な自由を促進しているので、法輪功学習者は本当に立派です」と語った。

 中国からの観光客・劉さんは「私たちは小さい時から、共産党は人々を保護し人々のために務めている、と教育されましたが、実際には、共産党には多くの害があり、多くの汚職役人がおり、彼らは人々の金を巻き上げ、自分のことを行う自由を手に入れ、汚職を行い、法を守っていません。しかしそのかわりに、人々が彼らに苦情を言いに行くと、彼らは人々を抑圧します」と語った。共産党は人々のために務めているのではなく、人々を敵としている。劉さんは共産党が法輪功を迫害することに反対し、さらに「国家が強大であれば、人々に信服されなければならない」と考え「世界を得るにはまず民心を得る必要があります」と言った。

 中国からの観光客法輪功学習者を敬服する」

 劉さんは深センから銅鑼湾(どらわん)にショッピングに来て、はじめて香港で法輪功のパレードを見学し、気勢があり壮大だ、とほめたたえた。劉さんは、「いずれにしても震撼しました、こんなに大きなパレードで、こんなに大きな隊列は見たことがありませんから」と語った。小さいころから共産党の教育体制の下で成長した隆さんは「小さいころから法輪功の良くない情報を注ぎ込まれ、成長してからも真に受けてしまい、一時期困惑しました」と語った。しかし、隆さんは香港の言論の自由が好きで「香港は比較的自由で、発言権があり、私たち中国とは違い、中国では抑え付けられているので、こんな風には話せません」と語った。

 陳さんは何度も中国から香港に来て、7月1日の大パレードに参加しており、民主を勝ち取った香港の人たちの決意に対して深く震撼しており「ここでは、自分の考えを言葉にする空間をだれもが持っており、多くのことを自由に表現することができます」と語った。陳さんは携帯電話で多くの場面を写真に撮り、学習者で構成された天国楽団を見て、焼け付く酷暑の天気の中での演奏に、印象を深くし、敬服したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/3/350548.html)
 
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