夫はもっとも法輪功を尊敬する人になった
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文/中国の大法弟子 純子

 【明慧日本2017年8月17日】よく「山河は変えられるが、人の本性は変えられない」と言いますが、法輪大法を修煉してから私の身に現れた最も大きな変化と言えば、非常に短気で怒りやすい性格が直ったということです。

 以前の私は自分の若さと美しさを自慢して、よく夫を見下していました。夫婦喧嘩の後、仕事に行きますが、やはりこのままでは気が済まず、すでにマンションの入り口まで行ったのに,わざわざ折り返して、きょう例え仕事を休んでもこのまま済ますわけにはいかないと、家に戻って再び夫と喧嘩しに行ったこともあります。「他の家では夫の方が勝っているが、うちではお前の方が強いよ」と夫にもよく言われます。

 修煉してからは真・善・忍で自分自身を律しているので、少しずつ夫との喧嘩の回数が減っていきました。それからは例え夫に何か言われて言い返そうとしても、すぐに「真・善・忍」を思い出して我慢してきたので、今ではもうすでに何年も夫と喧嘩していません。

 私は26歳の頃から法輪大法を修煉し、今年で20年目になります。修煉する前は乳腺房増殖で良く病院で電気治療を受けていましたが、たくさんのお金を費やしても一向に治らず、治療で受けた放射性物質により背中が痛みだし、夜眠ることもできませんでした。1997年6月、私は法輪功を修煉し始めました。すぐに背中の痛みがなくなり、瀋陽市の第5病院に行って検査を受けたところ、「腫瘍が消えたよ」と医者に言われたのです。これを聞いて非常にうれしくなり、それからは毎日公園で煉功をしました。

 現在の中国では離婚率が非常に高いのです。しかしながら、私が法輪大法を修煉してから心身に現れた変化により家族の仲が良くなり、家庭分裂の危機もすっかり消え失せ、これらを見た夫は、師父と大法を尊敬するようになったのです。

 夫の趣味は習字です。何を書けばいいのか悩んでいたころ、師父の主な著作である『轉法輪』を読んだ私がこれほど大きく変わったのを見て、彼は『轉法輪』を写すことに決めました。そして、写していく過程で、大法の法理が夫に影響を与えました。

 2005年春のある日の午後3時ごろ、夫は私の母に糖尿病の薬を打つのを手伝いに実家に向かいました。私の実家は夫の家からわずか徒歩10分程度の距離しかありませんが、急ごうとした夫は自転車で向かいました。しかし、横断歩道を渡っている時、突然車にぶつかり、夫は自転車ごと吹っ飛ばされてしまい、車のボンネットも大きく凹んだのです。乗客と運転手は真っ青になり、すぐに運転手が下りて夫の様態を確認しました。後に夫に言われたのですが、当時、真っ先に頭の中に浮かんだのは、相手のお金をゆすり取ってはいけないということだったそうです。そして、夫はすぐに地面から立ち上がりました。不思議なことに、あれほど強くはねられたにもかかわらず、体のどこも痛くなく、どこも傷がなかったのです。「明らかに師父が守ってくださった」と夫が言いました。しかし、それでも運転手は酷く驚愕し、どうしてもお金を渡そうとしました。「大丈夫だ」と夫が言っても、運転手は一向に退かなかったので、仕方なく、夫は自転車の修理代の100元だけをもらって、すぐにその場を去りました。周りの人々も「今日はいい人に会ったな」と言いました。

 以前、夫は百貨店のマネージャーをやっていましたが、その後、百貨店が倒産し、夫は2万元の退職金をもらいました。それからある会社の出張所で働くことになったのです。近くの警察署のお巡りさんたちが巡回している時、よく夫のいる建物の休憩室を使って休みます。夫が『轉法輪』を写し始めてから、ある日、警察官にこのように尋ねました。「今日は何の巡回ですか」、「今日は法輪功をやっている人を捕まえるために回ってるんだ」という警察官の話を聞いた夫は、「法輪功は真・善・忍を説いています。何が悪いのですか」と言い、法輪功の素晴らしさを警察官に伝えました。その警察官も「そうなんだよ。俺たちもやりたくてやってるわけじゃないんだ」と答えたそうです。

 夫が大法の為に身を張り、不平を訴えたので福報を得ました。その頃、夫はよく事務所の電気機材の修理を手伝っていたので、皆からは熱心で、誠実で善良な人という良い評判を受けています。ある軍区の年配の幹部が夫に車の修理や洗車の方法を学ばせようと夫を大手の企業に連れて行きました。夫は相手の社長に気に入られて、その場で採用となったのです。その時、夫はすでに50歳を超えていました。しかし、一銭も使わず、誰に頼むこともなく、安定した仕事と高い収入を手に入れることができたのです。例え新卒生でも、その会社に入りたければ、お金を使い、紹介してもらわない限り、到底不可能だったでしょう。

 このような幸運な出来事が自分の身に起こったことをとても信じられなかった夫は、社長に(お礼のしるしとして)お金を贈るかどうか私に相談してきたので、私は「そんなことをしなくても、真面目に働きさえすれば、何よりも良いお礼になりますよ」と答えました。それから、夫は以前会社が輸入して今全く使っていない何台かの設備を改造し、会社に数百万元の資金を節約させることができて、上司たちは非常に喜びました。

 あと何年か経てば、夫はこの会社を定年退職し、その後の福利や待遇を受けることができ、老後の心配は全くなくなるでしょう。「すべては法輪大法のお陰だよ!」と夫が言いました。

 共産党にあれほど迫害されても、なお倒れない法輪功修煉者に感心していると夫は言いました。また、夫は大法の師父を非常に尊敬しています。毎年の新年や旧正月に、夫は真心を込めて師父に線香をあげ、土下座をして深々とお辞儀をします。なぜなら、夫は実際に大法の純正さと素晴らしさをこの身で体験したからです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/31/351850.html)
 
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