深センの学習者・熊文芳さんに 不当に4年の実刑判決
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 【明慧日本2017年8月14日】深セン羅湖区の法輪功学習者・熊文芳さんは先月、不当に懲役4年の実刑判決を下された。この不当な裁判に対して、熊さんの高齢の母親は案件の担当者である派出所長・左志亮、検察官・王再シンと許俏麗、裁判官・鄭暁涛を告訴し、彼らの職権の濫用や法を悪用した責任の追求を求め、熊さんを直ちに解放するように書類を提出した。

 熊さんは50代の女性で、広東省梅州の出身で、中国の伝統的な良妻賢母である。79歳の母親は梅州に在住しているが、就職したばかりの娘は深センに在住しているため、熊さんは常に両方の家を往来して2人の面倒を見ていた。昨年10月30日の夕方、熊さんは娘の自宅で線香を燃やしたところ、線香の匂いを嗅いだ住宅区の戸籍管理人に通報され、駆けつけて来た警官らにより親子2人は連行され、家宅捜索を受けた。1カ月後、20歳の娘は解放されたが、そのため仕事を失い、しかも常に住宅区の派出所の警官や管理委員会の役人に嫌がらせをされ、やむを得ず放浪生活を始めた。

 家族が依頼した弁護士は今年1月下旬、留置場へ熊さんに面会しに行き、最初は留置場側に拒否されたが、交渉した後に面会を許された。しかし、熊さんは午前中は弁護士に面会できたが、午後からは、すぐに検察院に尋問され、裁判所へ案件を早々に渡された。

 深セン羅湖区の法曹界の関係者らは何かを恐れ、弁護士に知らせないで、2月13日、草々に裁判を行った。「他の学習者にも裁判の情報を知らせてはいけないぞ」と熊さんの娘は脅かされた。

 熊さんが連行された後、高齢の母親はプレシャーを強く感じ、身体に不具合が出てきて、常に転んでいる。母親の所在地の村委会も警察署から電話を受け、弁護士用の親族の関係者の証明書を作らないようにと命じられた。

 今年6月15日、熊さんは懲役4年の実刑判決の結果の知らせを受けた。この裁定を不服として、弁護士に依頼して上訴した。家族も法曹界の関係者らの違法な行動に関して、省レベルの法曹界に告訴した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/8/6/352138.html)
 
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