【明慧日本2017年9月5日】スウェーデンのストックホルム・カルチャーフェスティバル最終日の先月20日、その日、ストックホルム市立図書館が主催する「世界一長い机」と名づけられたブックフェアが開催された。ストックホルム市中心部の最も賑やかな歩行者天国で行われた。スウェーデンの法輪功学習者はスウェーデン語の『法輪功』を携えて、このブックフェアに参加した。
最も良い場所に 最も良い本を置く
ブックフェアは全長1キロを越え、イベントの主催者は法輪功のブースに最も良い場所を手配してくれた。その場所は、市中心部の地下鉄の出口であり、またスウェーデン最大のデパートの入り口のすぐ隣で、人の流れが市中心部でほとんど最大と言っていい場所だった。
このような良い場所をどのようにして得たのだろうか? もともとは、学習者がこのブックフェアに参加するために申し込みに行った時、イベントの主催者、つまり、ストックホルム市立図書館の責任者に『法輪功』がどのような本であるかを紹介したからである。言語や文化的背景の異なる世界中の人々をどうして引き付けることができるのか、法輪功がどのような功法で、どうして人々が心身の健康を得られるかを紹介した。そして、これが得難い素晴らしい本であることを図書館の責任者はすぐに理解し、自らブックフェアで最も良い場所を学習者に割り当ててくれたのだった。
学習者のブースにはスウェーデン語版の書籍『法輪功』がきちんと並び、法輪大法を紹介するパンフレットや立てかけ式ポスターが並んでいた。学習者はブックフェアを見学に来た人々に法輪功の素晴らしさを伝え、ある学習者は功法を実演した。この賑やかな雰囲気の中で、足早に通り過ぎて行く多くの来場者が足を止め、和やかで落ちついた煉功場面を眺めていた。そして、ある人はその場で法輪功の煉功動作を学び、また、ある人は家に帰って拝読すると言って、その場ですぐに『法輪功』を購入した。
とても賑やかな人の流れの中で、立ち止まって学習者に話しかける人の多くはスウェーデン人だが、そのほかの国の人もいて、大部分のスウェーデン人は法輪功のことをすでに聞いたことがあるという。スウェーデン人たちは学習者を見かけるとさらに多くの情報を得ようとした。そのほかの国の人の中にも法輪功のことを知っている人もおり、さらに、ある人はインターネットですでに『法輪功』の書籍を読み、法輪功の動作を独学したという。
IT業界で働くイランの女性はインターネットですでに法輪功の動作を独学していた、彼女はブックフェアではじめて学習者に出会い、すぐに動作を教えてもらい、その後、学習者と長い間話をしていた。
アフガニスタンの外科医はかつて香港に住んでいた時、法輪功を見たことがあり、その時は真剣に知ろうとはしなかった。しかし、この日は30分以上学習者と話をして、法輪功の真相が分かり、とても喜んでいた。
さらに、トルコのテレビ局の記者は、この日のブックフェアを取材し報道するためにわざわざスコットランドへ来ており、学習者に話しかけ、とても嬉しそうだった。ブースで5、6分間の資料用の映像を撮影し、彼が作ったこのブックフェアの番組は、全トルコで放送されるだろうと言った。
13歳前後のエジプトの男の子がやって来て、学習者が実演する功法を見ていたが、何をやっているのか分からない様子だった。別の学習者が「法輪功の功法は体にとてもいいですよ」と説明すると、にこにこと笑って修煉したい様子で、同級生にも一緒に煉功するように紹介しても良いかと尋ねた。そこで、学習者は名刺を渡し、学習者が学校に行って皆に功法を教えてもいいか、先生か校長から連絡が欲しいとその男の子に伝えた。すると、男の子は法輪功のパンフレットと学習者の名刺を持って喜んで帰って行った。
学習者のブース前を通り過ぎて行く中国人もおり、多くの中国人は法輪功を見てみなとても驚いた。ある人は真相資料を受け取り、ある人は携帯電話で写真を撮り、ある人は学習者と話し合い、中国国内で聞いていたことと、事実は皆まったく逆であることを知った。
この「世界一長い机」というブックフェアはスウェーデンで27年の歴史があり、学習者は今年初めて参加し、よい効果をおさめた。1日の活動が終わってみると、学習者が定期的に法輪功を無料で教えるクラスの参加申し込書のパンフレットは足りなくなっていた。縁ある多くの人が法輪功に興味を持ち、この素晴らしい功法をみな身をもって体験したいと思っている。