成都市新津洗脳班の学習者に対する薬物迫害
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 【明慧日本2017年10月4日】四川省新津県花橋鎮にある成都市新津洗脳班は、法輪功学習者に対して薬物を使って迫害することを含めて、多くの残酷な迫害を行っている。

 不完全な統計によると、新津洗脳班は2003年~2013年にかけて、法輪功学習者千人以上を拘禁した。その中で、死んだ学習者もいれば、認知症のような精神障害になる人がおり、多臓器不全で中毒症状が現れた人も少なくない。洗脳班で、学習者たちは食事の中に不明な薬物を混ぜられたり、強制的に中枢神経を破壊する薬物の点滴をされた。同洗脳班で迫害によって死んだ学習者7人のうち、4人はともに内臓が破壊された症状があり、この共通点から、薬物を使用し、迫害され、死亡したものと考えられる。

 ある日、同修が私に会いに来て、具合が悪い私に、どうしましたかと聞かれ、2日間、ずっと血便が出ていると答えた。同修は、どうして、こんな状態になったのかと聞かれて、これまで受けた迫害のことを下記のように話した。

 「私は2002年、懲役7年の実刑判決を宣告され、刑務所に収容されました。満期で出所して間もなく、新津洗脳班に連行されました。洗脳班で出された食事がとても変な匂いがしていると気づきました。そして、4日目から血便が出始めました。私は監視された人に、『ご飯を交換しましょう』と言ってみたところ、『同じだよ。自分のご飯を食べなさい』と拒否されました。その後、私はおかずを食べず、白いご飯を水で洗って食べました。それから、めまいの症状が現れ、医者に血圧を測ってもらったら、280mmHgまで上昇していました。一度も高血圧症になったことのない私は、高血圧の薬を渡されましたが、捨てました。しかし、その後も、血便がますます重くなって、全身に力が入らず、頭も重く感じました。そのため、洗脳班が自分たちの責任を負うことを恐れて、私を帰宅させました」

 「帰宅したある日、私は同修と一緒に、『神韻』のDVDを配ったため、再度、新津洗脳班に連行されました。そのとき、私はまだ血便が続いており、ずっと内臓のあたりが熱く感じていました。洗脳班に入ると、洗脳班のリーダーに、『お前、また来たのか』と言われました。そして、そのリーーは隣にいる60代の男に小さな声で、『この前、ここで死んだ者に30万元を賠償した』と話したのが、聞こえました。それから、洗脳班に入所する時、健康診断がなかったのに、そのリーーが私を病院に連れて行き、健康診断を受けさせられました。医者は、『この人の内臓は腐っている』とリーーに言ったことが、聞こえました。その後、2人でコソコソ話していましたが、何も聞こえませんでした。結局、洗脳班は私の入所を拒否しました」

 「家に帰ると、私の健康状態が悪化し、反応が鈍く、内臓がとても熱く、血便がひどくなりました。『ママ、どうしたの』と息子に聞かれても、私はぼんやりして、何も答えることができず、息子は私の母親に電話し、『ママに話かけても、反応しないよ。どうしよう』と相談しました。それで、母親が私の家に駆けつけて来て、『どうしたの? 洗脳班で何か注射を打たれたの? 薬を飲まされたの?』と聞かれました。母親と息子は私のことをとても心配しました」

 「ある日、610弁公室の警官が息子に電話して、私のことを聞きました。息子は『母さんは具合が悪いので、横になっています』と話しました。その後、警官らは私の家に来て、横たわたっている私を見て、去っていきました。私の話を聞いた同修は、私の近くにあなたと同じ仕打ちを受けた同修がいました。彼女は洗脳班から出て帰ってからも、全身が痛みました。体がひどく痛むとき、彼女は怖い大声を出し、服も着れなくなりました。とても苦しんだ彼女は、結局、しばらくして、亡くなりました」

 「同修のその話を聞いて、洗脳班の食事が変な匂いがしていたことを思い出し、きっと、ご飯に薬物を混ぜられ、私の神経を破壊したのではないかと私は考えました。血便が出たとき、本当に苦しくて、めまいの症状もあり、辛子の水を飲んだように内臓がカッとして、とても熱かったです。最初は、その症状が業を滅しているのかと思っていましたが、違ったようです。それから、同修は私と一緒に学法し、発正念をし、師父のご加持を願いました。その後、体が徐々に良くなり、血便の数が減り、黒い血の塊と腐った肉のようなものが2回出ました。それから、健康を取り戻しました」

 「私が遭ったこれらの迫害から、新津洗脳班は法輪功学習者に対する迫害の手段が、本当に考えられないほど、非人道的で、陰険で、非常に悪辣だと思います!」

 「ですから、新津洗脳班に拘禁されたことがある学習者たちは、もしも、血便が出るようになったら、『業を消去することだと思わず、薬物の迫害に遭ったと考えて欲しい!』。これが今回私の受けた新津洗脳班での迫害の一部始終です」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/28/354280.html)
 
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