雲南省昆明の5人の法輪功学習者に不当判決
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 【明慧日本2017年11月23日】雲南省昆明市晋寧区裁判所は今年10月16日、5人の法輪功学習者に判決を宣告した。朱玉蓮さんに懲役2年、李世霞さん・高琼仙さん・呂長英さんに懲役2年執行猶予3年、瞿月仙さんに懲役1年6カ月執行猶予2年と宣告された。5人は上述の裁判を不服として上訴した。現在、朱さんだけが未だに昆明留置場に身柄を拘束されている。

 上述の学習者5人に対する開廷は、今年8月29日に晋寧裁判所で行われた。

 法廷で3人の公訴人は、上述の年配の学習者5人がある魚市場の付近の村民に、法輪功の関連書籍を配布したために、5人の懲役を裁判所で求刑した。5人の年配者の中で、瞿さんは1938年、高さんは1942年に生まれて、すでに皆70代、80代の高齢者である。

 昨年9月24日午前、5人の年配者は昆明、呈貢などから出発して、晋寧区のある魚市場に向かい、そこの魚は美味しくて安いと聞いていた。5人は法輪功学習者なので、法輪功についての真相資料を常に携帯することは当然なことだ。縁のある人に出会ったら渡すためである。しかし、中国共産党はこれらを許さなかった。

 朱さんは法廷で、自己弁護する権利及び弁護士に依頼する権利を警官や公訴人に奪われたことを訴えた。朱さんは何度も弁護士に依頼しようとしたが、警官や検察官に許可されず、結局、開廷に至っても弁護士に依頼できなかった。

 他の学習者も法廷で、法輪功を修煉してから心身ともに健康になったという事実を訴えたが、裁判官に「本案件に関係ないことだ」という口実で学習者の弁護を中止させられた。

 2人の弁護士も出廷し、5人に有力な弁護をした。弁護士は「法輪功の真・善・忍の法理は今の中国社会に非常に有益である。社会道徳の低下や官僚腐敗を制止する根本であり、互いに信用し、暴力を無くし、平和社会を作れる公民の信仰と文化教育を担っている」と法輪功の社会的価値を述べた。またさらに、「証人としての村民もいたというのだが、なぜ誰も出席していないのか」と弁護士も詰問した。「よって、罪を犯していない5人を直ちに解放すべきである」と弁護士は主張した。

 裁判の結果は当日宣告せずに、10月16日に宣告した。それは文頭で述べた結果であった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/21/356945.html)
 
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