夫も法輪大法を信じるようになった
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文/中国の大法弟子 浄純

 【明慧日本2017年12月16日】私の家庭は幸せなものでした。質素で勤勉な私たち夫婦は小さな食品雑貨店を営んでいて、結婚した娘が地方に移り住み、一家に衣食の憂いがなく、心配事もあまりありませんでした。その後、私は子宮脱臼症(子宮下垂などによる骨盤臓器脱という婦人病を患い、動くことがまったくできない時もあって、数年間苦しんでいました。他人の紹介で法輪功を煉り始めてまもなく、子宮脱臼症は完全に治り、今まで再発しませんでした。十数年来、私は多くの確固たる信念を持っている大法弟子と同じく、随時に迫害に遭ってしまう圧力に耐えて、自分の信念を堅持してきました。

 当初、夫は私が法輪功を煉てから完治したことを見てきたので、私の大法修煉に反対しませんでした。しかし、江沢民による法輪功への恐怖的な弾圧の圧力を感じ、さらにメディアが流した嘘偽りの害毒を受けて怖くなった夫は、迫害が始まるや否や私の修煉に反対するようになりました。大法が正法であることがはっきり分かっている私は、に修煉を絶対に放棄しない意志を伝えました。思いもよらず、は2回も派出所に行って私のことを告発し、しかも私の同行も強要し、私を死地に追い詰める勢いでした!

 私は「別に恐れを感じる必要はないので、一緒に行こう。大法を修煉して良い人として努めるのが公明正大なことだ。それに、これが派出所の人に真相を伝えるチャンスでもある」と思って、夫と一緒に派出所に行きました。

 派出所についてから、夫は派出所の所長に「私の妻は法輪功をやっています。彼女を渡しますから、あなた達の処置に任せます!」と言いました。所長は私に「なぜ法輪功をまだやっていますか?」と聞きました。私は穏やかな口調で所長にこう話しました。「法輪功は人々に徳を重んじて良い人になることを教え、病気治療において特効があります。それの何が悪いのでしょうか? 私は法輪功を学んでから婦人病が治り、しかも一銭もかかりませんでした。今の時代に、一銭もかからずして病気を治すような良い功法がどこにありますか? メディアが法輪功が良くないと言っているのは、弾圧するためにデマを流しただけです」

 私の話を聞き終えた所長はしばらく沈黙してから、「分かった。それなら、家で煉て下さい」と言いました。

 私に対して派出所が何の処置も取らなかったことを見て、夫は怒りを覚えました。帰宅後、通常通りに学法煉功を行う私を見て、夫はまたも派出所に告発しに行きたいと言い出して、私にも同行をさせました。「大法を修煉するものとして、どこへ行っても正々堂々であるべきで、恐れる必要はない」と思った私はについて派出所に行きました。

 その日、ある若い警官が当直していました。夫は当直の警官に「見て下さい。妻は法輪功をやっています!」と言いました。しかし、その警官は私をちらっと見て、「私たちには関係がありません!」と言いました。

 またも派出所の警官に無視された夫は帰宅後、すごい剣幕で離婚を迫ってきました。その後、は夫婦間の長年の恩をまったく気に介さず、離婚に同意しない私を 着のみ着のまま、身一つで家から追い出しました。しかし、私は夫の度が過ぎた言動を少しも恨みませんでした。がメディアの嘘偽りに騙されて、さらに中国共産党を恐れているから、そのようなことをしたと私は知っていました。

 その後の6年間、私は古くてボロボロの部屋を借りて独り暮らしをしていました。衣食を切り詰めて苦難な日々を送る中で、冬の防寒服がなくて買えない私は親友や同修から古着をもらい、饅頭と漬け物だけが日常の食事でした。私はあまり教育を受けたことがなく、仕事がなく、収入もないので、手元の僅かな貯蓄で暮らしていました。生活が清貧でも、心が充実していて不平不満も全くない私は、大法に対する堅い信念を貫いて生きてきました。

 私を家から追い出した後、夫は毎日気分が晴れず、商売もうまくやっていけなくて、ずっと私のことを怨んでいました。家から追い出されたものの、家庭を放棄していない私は善の心で夫を感化しようと思って、時々帰宅してはにご飯を作り、洗濯や部屋の片づけをしました。しかし、は毎回のように私を追い出しながら罵り、大法と師父も罵り、私の説得にまったく耳を貸しませんでした。ある日、は私が用意している料理を鍋ごと庭に投げ出して、罵声をあげながら、またも私を追い出しました!  私はほんとうに悲しく心が痛み、その場を立ち去りました。

 何回家に戻って、何回罵声を浴びせられながら追い出されたことか、もう覚えていませんが、何度も離縁を要求されても承知しなかった私は、時間がある度に家に戻り出来ることから家事をやっていました。に罵られても、追い出されても、私は全く怒りませんでした。こうして数年が経つと、雑貨店の商売はますます悪くなって、結局、閉店に至り、の健康状態も悪化していきました。

 3年前の2014年5月12日、は突然深刻な脳血栓を患ってろれつが回らなくなり、危篤状態に陥りました。大法修煉者として、私は以前の恩讐を気にせず、病院に行っては全力での世話をしました。師父はこのようにおっしゃっています。「どんな環境の中でも人には親切にしなければならず、まして自分の身内のものの場合はなおさらです。親だろうと子供だろうと誰に対しても同じように、何事につけてまず人のことを優先に考えるならば、それはもはや私心ではなく、慈悲心によるもので、慈悲そのものです」[1]。 大法修煉者であるならば、師父のおっしゃる通りに行うべきだと考えました。が入院していた間、私はの看病に心を尽くしました。

 ついに、私の優しい言動がを目覚めさせることができました。ある日、は突然「退院しよう。帰ってから法輪功を習おう」と言い出しました。帰宅後、彼は私が伝える真相を素直に聞き入れ、師父の説法を聞き、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と念じ始めました。の健康状態はみるみるうちに良くなっていきました。ある日、はいきなり声を出して泣き崩れ、以前の自分が間違っていたと詫び、師父に懺悔し、私にも謝りました。の変化を目にして、私は数年来受けてきた苦痛を忍耐してきた事が無駄ではなく、大法修煉者の善の心が人を善に導くことが出来ること、そして大法の素晴らしさを実証できたことを思うと、心底から嬉しくなりました。の弟や妹が見舞いに来た際、夫は彼らにこう言いました。「法輪大法が素晴らしいことを覚えておいてほしい! 兄嫁が私にどんなに尽くしてくれているのか、見てごらん!」

 家から追い出された当初、夫の弟と妹は私には見向きもせず、大法の真相も聞こうともしませんでした。今、夫から離れず、を見捨てず、怨みをまったく持たずにに尽くしている私の姿を見て、彼らも感動を覚えました。私は彼らにこう言いました。「私たちが生計の頼りにしていた食品雑貨店は閉店になり、あなた達の兄さんは病気になり、私も数年の間、苦しい生活を強いられました。しかし、このすべては江沢民による法輪功への迫害がもたらしたことではありませんか?!」。彼らは大法の真相を知り、私の修煉に反対しなくなり、三退もしました。

 私たち夫婦が元のさやに収まることができたのは、私が大法を修煉しているお陰でした。修煉を通じて、私は良い人、さらに良い人になることを目指し、トラブルの中で自分を修めることを知り、道徳水準と生命の境地を高めたことで相手を感化することもできました!

 これはごく普通の修煉者である自分の物語です。より多くの人が中国共産党による洗脳から逃れ、大法の真相を真に知ることを心から願っています! それは誰にとっても、絶対に無害かつ有益なことです!

 注:
 [1]  李洪志師父の著作: 『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/12/356582.html)
 
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