正月を祝う横断幕を掲げ 天津の学習者3人に判決
【明慧日本2017年12月19日】天津の法輪功学習者・趙樹霞さん、王思栄さん、邢偉さんの3人は昨年のお正月のころ、街でお正月を祝い、法輪大法の素晴らしさを伝えるなどの横断幕を掲げたため、不当に連行され、650日以上拘禁された後、先日、やっと判決を下された。趙さんと王さんは懲役2年6カ月、邢さんは懲役2年の判決を宣告された。
王さんはかつて数種類の病気を患い、数人の名医に「半身不随は避けられない」と断言されたが、1997年に法輪功を修煉してたった1カ月後に、すべての病状が消えた。
昨年の旧正月1日、王さん、邢さんは天津のあるところで、「天津の皆さんに新年のご挨拶を申し上げます。法輪大法は素晴らしい、 真善忍は素晴らしい、法輪大法を大事にすると、幸せや平安が届きます」という内容の横断幕を掲げたため、王さん、邢さん、趙さんは次々と不当に連行され、家宅捜索を受けた。
今年2月7日、天津南開区裁判所は3人対して裁判を行い、弁護士は「3人が横断幕を掲げたことに対する訴えは、2月1日に最高検察院と最高裁判所が公開した『司法解釈』に背いている」と指摘した。裁判長は返答できず、休廷を宣告した。
弁護士は検察院に訴訟を取り下げる意見書、裁判所に弁護書と保釈意見書を提出した。公訴人は態度が悪く、「上からの圧力が大きく、この案件を最後まで続けなければならない。横断幕の数が足らなければ、家宅捜索で押収したものを足して量刑にする」と言った。
南開区裁判所は弁護士の意見に対して返事もせず、被告人も保釈しなかった。南開区裁判所の違法行為に対して、弁護士は天津市検察院第一支院に訴えた。
天津南開区裁判所は今年8月30日、学習者3人に対して2回目の裁判を行った。先日、裁判の結果を宣告した。趙さんはこの判決を不服とし、上訴した。