警官は電気ドリルでドアを壊し 学習者夫婦を連行
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 【明慧日本2017年12月15日】深圳市南山区高新派出所の警官十数人は10月7日午後3時ごろ、法輪功学習者楊波さん、肖穎さん夫婦の家に行き、「お宅の車にぶつけた。出て来てくれないか」と嘘をつき、入室しようとしたが、楊さんはドアを開けなかった。

 警官はまた、「水道管が壊れたので、見に来た」と業者を名乗り入室しようとしたが、楊さんは開けなかった。しかし、警官は諦めず、鍵を開ける業者を呼んで来て、鍵を開けようとしたが、開けられなかった。それから、警官は電気ドリルで、楊さんの家のドア二つを壊し、不法に侵入した。

 警官らは入室して、立案通知書と捜索書を提示しないまま、家宅捜索を開始した。1人の警官は拳銃を出して、楊さんに向かって脅迫した。

 楊さん夫婦は連行され、ともに深圳市南山留置場に拘禁された。その後、夫婦ともに逮捕令状を出された。

 楊さんはまっすぐな性格で、正義感があり、優しい心を持ち、人と争わず、礼儀正しく、親孝行をし、善良な人で、貧困な子供に服を与えたり、障害者の物乞いにお金を与えたりしていた。

 肖さんはある外国の有名ブラントの企業に勤め、深圳支社の財務総監で、法輪功を学び始めたばかりである。肖さんは毎日忙しく、国内にも国外にも出張していた。肖さんが連行されたことに、同僚たちがびっくりするとともに憤慨した。会社にも損失をもたらした。弁護士は肖さんの仮釈放を申請したが、拒否された。

 楊さんの娘(13)は、入室した警官に両親とともに派出所に連行され、尋問された後、家族により家に連れ戻されたが、ショックを受けた。家族は娘に対する連行行為を訴えた。

 楊さんの母親は悲しみながら、「息子はとてもいい子です。息子が法輪功を学んで、真・善・忍に従ってより良い人になるため、自分に要求しています。それのどこが悪いのですか! 警官は悪者を捕まる仕事をしているのではありませんか? 腐敗汚職する人、人を騙す人などの悪者を逮捕しないで、善良な人を拘禁するなんて、世の中はいったいどうなっているのですか? 私は70過ぎの老人です。世話をしてくれる人が必要です。息子を解放してください」と訴えた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/6/357559.html)
 
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