瀘州中級裁判所 馮徳瓊さんに不当な一審判決を維持
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 【明慧日本2017年12月20日】四川省瀘州中級裁判所は、今年11月1日、瀘県の法輪功学習者・馮徳瓊さん(63)に対して瀘県裁判所の一審判決を維持する判決裁定書を下達した。

 一、弁護士は無罪の弁護をし、中級裁判所は有罪判決を下す

 今年10月31日午後、瀘州市中級裁判所は、瀘州納溪留置場で馮さんに対する二審裁判を行った。馮さんの弁護士は法律に基づき、法輪功を学ぶことの合法性および法輪功の資料を配ることは、罪には当たらず無罪であると述べた。

 数日後、瀘州市中級裁判所から下達された一審判決を維持する判決裁定書が、馮さんの自宅に届いた。

 二、中級裁判所は、下級の裁判所と共同で法輪功を迫害する

 法輪功を迫害する運動は江沢民から発動させられたもので、法輪功に付け加えられた罪名は、全てでっち上げられたものである。十数年来、中国共産党は法輪功を迫害する中で、数え切れないほどの冤罪を作り出した。

 昨年12月29日、馮さんが待ち伏せていた警官に不当に連行された日から、一審、二審に至るまで、馮さんの家族や友人たちは、瀘県の公安局・検察庁・裁判所および瀘州市中級裁判所、検察庁の人員に、法輪功の「真・善・忍」の理念は、国に対しても、国民に対してもみな良いことであることを理解させ、国民のために、また自分のためにも江沢民の迫害政策を執行せず、再び冤罪を作り出さないようにと、ずっと関係部門に申し立てる書類や手紙を手渡し、関連する政府の公文書をも提出し、各関係部門を駆け回り、関係者と対面で法輪功迫害の真相を伝えてきた。

 しかし、瀘州中級裁判所は江沢民側の立場に立って、一審裁判の不当な判決を認可した。

 二審裁判が終了時に、裁判官は「後日、再審する」と宣告したにもかかわらず、翌日にはもう、一審判決を維持する判決裁定書を下達した。

 馮徳瓊さんが受けた迫害についての簡単な説明

 馮さんは、今までの人生の中でつぶさに辛酸をなめ、打撃を受けてきた。法輪功を学んだ後、健康になり、気持ちも楽になった。馮さんは法輪功の受益者として、人々に法輪功迫害の真相を伝えた。

 2009年、馮さんは人々に迫害の真相を伝えたという理由で、瀘州納溪裁判所に懲役3年の不当な判決を宣告され、3年間苦しい刑務所生活を経験した。

 2013年、馮さんは瀘県毘盧鎮でまた不当に連行され、高血圧のため、保証人を立てて審問を待つという条件付きで解放された。

 昨年12月29日、馮さんは娘の出勤先の近くで、待ち伏せていた瀘県の警官に不当に連行され、納溪留置場に拘禁された。

 今年4月1日、瀘県裁判所は納溪留置場で馮さんに対する不当な裁判を行った。7月6日、瀘県裁判所は、馮さんに対して懲役2年を宣告し、さらに罰金2千元を科した。

 今年10月31日、四川省瀘州中級裁判所は、瀘県裁判所の一審判決を維持した。現在、馮さんは納溪留置場に拘禁されている。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/1/357364.html)
 
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