吉林省白山市の遅民祥さんら 不当な判決を
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 【明慧日本2017年12月21日】吉林省白山市の法輪功学習者・遅民祥さんは、今年10月30日に懲役5年と罰金5000元の不当な判決を宣告された。その他、張克陽さんは懲役4年と罰金4000元、丁玉明さん、李新文さんは懲役1年と罰金1000元の不当な判決を言い渡された。

 昨年9月12日、13日、市新建支局および紅旗支局の警官は、相次いで学習者11人の身柄を拘束した。遅さん(53)は9月12日午後2時ごろ紅旗支局の警官に自宅に侵入され、市拘置所に拘禁された。同日夜、劉広海さんは自宅に戻った途端に、マンションの下で待機していた警官十数人に不当に連行され、市黒溝留置場に拘禁された。張さん(46歳女性)、丁さん(69歳男性)、李さん(65歳男性)も身柄を不当に連行され、15日間拘束された。

 遅さんは断食して迫害に抵抗し、病院に送られた後、9月28日に家に戻された。しかし、翌日、市紅旗支局の警官は再び遅さんの自宅に押し入り、衰弱している遅さんの状態を無視し、遅さんを市留置場に連行した。家族は遅さんの安否を心配し、留置場を訪ね、面会を求めたが断られた。

 張さんはその後、留置場に送られた。丁さん、李さんは身体が弱いため、留置場に受け入れを拒否され、一時出所できた。

 今年10月30日、遅さんは懲役5年、張さんは懲役4年、丁さん、李さんは懲役1年の不当な判決を宣告された。詳しい状況は不明である。

 その他、今年6月29日午前、市渾江区裁判所は劉広海さんと妻の李艶さんに対して開廷した。しかし、裁判官の質問に答えるだけで他には何も言うことすら出来ず、弁護する時間を許されなかった。また傍聴者は親族2人以外はすべてが関係者で、みんな携帯電話を操作し、裁判の詳細など聞く者は誰もいなかった。一方、劉さんは手枷と足枷を掛けられ、頭は坊主で目は真っ赤だった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/16/357944.html)
 
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