修煉の物語
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年2月21日】私は1999年7.20以前に修煉を始めた古い弟子です。師父のご加護の下、20もの春夏秋冬を歩んできました。喜びもあれば、苦しみもありました。ここでは、これまでの修煉の道で体験した奇跡t的な出来事をいくつか話したいと思います。

 綺麗な法輪バッチに惹きつけられ、修煉の道に入る

 1997年の初春のある朝、私は同僚のジャケットのについている綺麗なバッチに惹きつけられました。何のバッチかと尋ねたところ、法輪のバッチであると教えられ、あまりにも綺麗なので、ちょっとつけてみたいとお願いしました。ところが、修煉していない人がつけてはならないと言われたので、そのバッチをくれれば、修煉するわとすぐに答えました。それはすごく心身ともに良い法輪功という気功で、人々に善良な人間になるようにと教えていると言われ、彼女に法輪功についてもっと詳しく尋ねました。

 その日から、私は毎日煉功するようになりました。当時は身体の状態があまり良くなくて、手術をしたばかりで、生涯薬を飲み続けなければならないと、手術後、医者に言われました。家で煉功して10日間ほど経ち、体が軽くなったのを感じ、食欲も湧き、元気も出てきました。このような私を見た近所の人や友人たちは、「病気は治ったの?」とか、「最近は元気そうね」とか皆言うので、私は「そうよ。食欲も出てきたし、身体にも力が入るようになったわ。特別な治療など受けてないわ。法輪功を煉って元気になったのよ」と答えました。

 知人に会う度に、自分は法輪功のお陰で元気になったことを伝え、そして、薬を全く飲まなくなった私の変化を目にした主人も修煉を始めました。それ以来、主人と2人で公園で同修たちと共に煉功し、集団学法に参加し、法を広めるようになりました。

 これほど素晴らしい大法を縁のある人々に知ってもらい、救われるよう、法を得たばかりの頃から、私と同修たちは町や田舎へ行って、大法を広めました。出かける度に大法の書籍を持ち、本が欲しい人には原価で売り、生計の厳しい人がいれば、そのまま無料で渡したりしました。毎日出かける時、三輪車で包装用のプチプチのプラスチックのシートを運んで行き、皆で煉功する時に使いました。主人は毎朝市場に行き、このような包装用のシートを使う店の店長から買い取るので、時間が経つとみんな主人が法輪功を修煉していることを知り、タダでくれました。それをもらった主人は汚れ等をきれいに拭き取り、適当な大きさに切って、法を広める時に持って行きました。

 法を広める時の摩訶不思議な出来事・・・自転車ごと崖から落ちてゆく

 1997年の冬、法を広めるため田舎に向かいました。功法を教えるので、ある学校の体育館を借り、授業が始まる前に、そこで教えることになりました。そのため、毎朝、主人と3時半に家から出発しなければなりませんでした。

 ある雨の日、私と主人はレインコートを着て、いつものように自転車で学校に向かいました。細い山道で、すぐ右側は崖になっており、その下は川が流れています。その日は雨が激しく空も大変暗かったので、カーブを曲がって橋を渡ろうとする時、反対側から来たトラックのライトに刺激されて、一瞬目の前が真っ暗になり、橋を渡る前に曲がってしまい、そのまま自転車ごと転落しました。転落している途中、この下は汚いから、レインコートを着ていてよかった。でも、このままでは川に落ちてしまうから、もうこれ以上、転がり落ちるわけにはいかないと思いました。するとこの一念により、川岸でぴたりと止まりました。

 上の方で主人の声が聞こえたので、私も大声で無事であることを知らせました。私が転落した場所が結構急な崖で、とても降りられる状況ではなかったため、主人はずっと先の緩い斜面から降りて来て、川岸から引っ張り上げてくれました。安全を確かめたところ、自転車の前かごが歪んでいただけで、自転車に何の異常もなく、私自身もどこも痛くなくかすり傷さえありません。私も主人もなんともなかったので、また急いで学校に向かいました。怪我は全くなかったものの、雨のため全身が泥だらけになってしまったので、様子を訪ねに来た同修たちに朝の出来事を話しました。それは邪悪が集団煉功を妨害するために、命を狙って来たもので、師父が守ってくださったのだと言い合って、みなホッとしました。

 あの頃の私は危険に遭った時、師父に助けを求めることをまだ知りませんでした。師父はすでに説法の中で、常に弟子たちの身の安全を守っていることを説かれています。「この数年の修煉の中で、わたしは皆さんのためにあまりにも多くのことを受け持っただけではなく、同時に、皆さんの向上のため、絶えず皆さんを悟らせ、皆さんの安全のために皆さんを見護っていて、皆さんが圓満成就できるよう、皆さんが異なる次元で造った借りを片づけているのです」[1]

 師父への感謝の気持ちを人間の言葉では、とても言い表せません。私たちは必ず師父について行き、法をしっかりと勉強し、内に向けて自分を探し、さらに多くの衆生を救って師父と交わした誓約を果たし、師父と共に天に返ります!

 そんなものは早く捨てろ! 師父の神通力に比べれば微々たるものだ!」

 20年余りの修煉の中で、私も主人も一度も病院に通ったことがなく、薬も飲んでいません。今は健康な体を手に入れ、毎日元気に生活しています。修煉する前は3回ほど手術し、また、一生薬を飲み続けなければならないと医者に言われました。しかし、修煉して20日間の間で、病気がすっかり治ったのです。主人は今年で81歳になり、私も78歳になりますが、見た目ではとても年寄りには見えず、「60代にしか見えない」と皆に言われます。

 私と主人の健康な体は大法の素晴らしさを実証しています。衆生に真相を伝える時、大法の素晴らしさはもちろんのこと、大法は超常的なものであり、共産党が捏造しているような迷信ではなく、師父は衆生を救いに来られたことを相手にしっかりと伝えるように心がけています。

 もちろん、修煉の道のりでは、当然病の難関も訪れます。けれども、法を信じ、師を信じ、確固とした信念を持っていれば、すぐに乗り越えることができました。

 2012年の秋のある日、主人の身体に突然異変が生じました。トイレを済ませた際に、急に体に異常を感じ、腹部あたりがむくみ始めたのです。もしかすると、師父が業力を滅して下さっているのかもしれませんし、旧勢力に隙を突かれたという可能性もあると悟った主人とは、その日から、長い時間をかけて法を勉強し、発正念も絶えず行い、旧勢力の迫害を徹底的に否定し、師父の按排だけに従うと正念を強めました。

 その間、親戚が家にやって来て、あの病気だのこの病気だのとあれこれ言われました。主人の妹はオオバコを煎じて飲めばむくみは治るし、オオバコは薬ではないから、薬を飲んだことにはならないなどと言いましたが、私はそういう問題ではないと答えました。すると私の反応を見た途端に、彼女は「なんかあったら、お姉さんのせいよ!」と怒ってしまいました。

 怒り出したに対し私は何も言いませんでした。しかし、陰では少々不安に思いました。しばらくして、一緒にオオバコを買いに行かないかと彼女を誘いました。

 オオバコを買って家に戻り主人に渡すと、何かと聞かれましたので素直に答えました。けれど主人は「そんなものは早く捨てろ! 師父の神通力に比べれば微々たるものだ!」と言って、私が買ってきたものを迷わず全て捨てました。

 主人のこの一念により、20日間ほど続いていた下血が治り、腹部あたりのむくみも消えました。

 師父は「物事の善し悪しは人間の一念によるものであり、その一念の違いによって異なる結果がもたらされることがある」[2]と説かれました。今回のことにおいて、内に向けて自分を探したところ、一連の執着心を見つけました。情に捕らわれて100パーセント法と師を信じることができず、主人の家族の者に許さないと言われた時、心が動揺してしまい、言われるがままオオバコを買いに行き、人心で物事を測っていたのです。もっとはっきり言えば、責任を負いたくなくてつい自分を守ってしまい、私の人心が出て、自分が大法弟子であることをすっかり忘れていました。

 本当に師父に申し訳なく思います。これからはこれらの人心を取り除き、正々堂々と自分を修め、大法弟子として合格できるように努力していきたいと思います。

 修煉してまだ間もないある日、私と主人は集団学法に参加し、1日中学法をしました。お昼は弁当を持参し、部屋には20人余りの同修が集まり、みな一切の雑念はなく真剣に法を読んでいました。集団学法の環境に入ってきたばかりの頃、私と主人はとても神聖(しんせい・尊くて、おかしがたく、清らかでけがれがない)なものに思いました。

 途中で10分間の休みがあり、主人の後頭部がびしょ濡れになっていることに気づき、ティッシュで拭き取りながら良く見ると、なんと以前、主人の後頭部にできた腫瘍が破れ出ていたのです。このことを主人に伝えたところ、「大丈夫だ、ちゃんとわかっているよ」。その腫瘍は6年前にできたもので、卵ほどの大きさです。腫瘍は神経近くにできており、手術をするには大変危険を伴うので、そのまま放っておくしかありませんでした。

 大法を学んでいなければ、いつ、何が起こるか予想もつきませんでした。

 学法を終えて家に戻り主人の頭をきれいに洗ったところ、たくさんの膿(うみ)が出てきました。その後、消毒液など一切付けず、翌日にはあの膿んでいた後頭部の皮膚が治っていました。あれから今日まで、主人の後頭部は何の異常も起きていません。師父がすべてのを出し消してくださいました。

 今回の事でも、師父の慈悲と偉大さを実証できました。そして、大法が超常的なものであることも実証しました。師父の済度に感謝いたします!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「妨害を排除せよ」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/21/351478.html)
 
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