【明慧日本2018年3月7日】広東省深圳市の法輪功学習者・廖丹銀さんは1月8日、香港から深圳に戻ったときの入国審査で、所持している『轉法輪』2冊を見つけられた。そのために廖さんは連行され、翌日には家宅捜索を受けた。1月21日に、良書『轉法輪』2冊を持っていただけで、廖さんは逮捕令状を出された。
福強派出所に連行された廖さんは5、6人の警官らにひどく殴られた。警官らは廖さんを蹴ったり、顔を踏んだり、首を絞めたり、平手打ちした。
1月26日、弁護士は福田留置場に行き、廖さんと面会した。廖さんは弁護士に21日に逮捕令状を出されたことと、その令状に自分の署名することを拒否したことを告げた。
廖さんは留置場で煉功したため、おかずを与えられなくなり、わずかな白いご飯しか食べられなかった。留置場で警官は廖さんに手かせや足かせをつけた。
廖さんが派出所で殴打されたことを知った家族は、2月5日午前、派出所に行き、廖さんの解放を求めたが、公務妨害だと言われ追い出されたという。
その日の午後、廖さんの娘はある国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らが派出所から出たのを見て、家族を呼んでその人達に話をしようとした。しかし、それらの警官らはすぐ派出所の警官ら十数人を呼んで来て、廖さんの家族たちを追いかけた。警官らは廖さんの娘も甥も押し倒して手錠をかけ、廖さんの夫にも手錠をかけて、身体検査をし、暴力を振った。
午後3時ごろ、警官らは廖さんの夫、娘、甥、義理の妹を連行した。暴力を振るわれてショックを受けた義理の妹は意識を失ってしまった。それで、警官は救急車を呼んで義理の妹を病院に運び、娘を付き添わせた。
午後5時、娘を再び派出所に呼び戻した。娘は所持しているものを押収され、写真を撮られて庭に座らされた。娘は暴力を振るわれたせいで、自分の髪の毛を触ると大量に抜けてしまった。夜7時、警官は夫、娘、甥にそれぞれ尋問をして記録を取り、3人に国家公務員の仕事を妨害したという罪名をかぶせた。
夜12時ごろ、娘と甥は解放されたが、夫は10日間、行政拘留されたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)