全オーストラリア同修の発正念数分後 劇場の電力が回復
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文/オーストラリアの大法弟子

 【明慧日本2018年3月14日】オーストラリアは今年も神韻世界巡回公演を迎えることになりました。国内のいくつかの都市で相次いで神韻公演が行われる予定です。

 2月4日の午後、私は同修数人とモールの中に設置してある神韻公演のプロモ―ションブースでチケットの販売をしていました。数人の中のある協調人がよその都市の同修から1通のメールを受取りました。その内容は、当日の神韻公演が午後2時にそちらで上演される予定が、開演時刻まで残り僅か30分の時に、劇場で停電が起きたというメールです。しかも停電は都市全体に影響を及ぼしているとの情報も入っていました。地元の同修は電力局から午後5時には回復する見込みだという通知を受け取りましたが、しかし、神韻公演の開演時間を5時まで延ばすことは不可能です。神韻公演オーストラリアの協調人は直ちにオーストラリアのすべての大法弟子に向けて、「正念を発して旧勢力の邪悪要素の神韻公演への妨害を取り除くように」とショートメールを送りました。

 協調人からこのことを聞き、私は泣きたくなりました。自分は失望を隠せず、「邪悪の妨害がこんなにも大きく、開演時間迫っているのに、どうすればよいのでしょうか? しかも電力局は5時に回復すると断言しました。邪悪は本当に劣悪極まりない」と思い。私はこぼれ落ちそうな涙をこらえて、発正念だけに専念しようと決めました。

 私は立ったまま静かに「徹底的に神韻公演を妨害するすべての邪悪要素を取り除き、含まれないものも、漏れるものもありません」と集中して正念を発しました。自分の身体がエネルギーに包まれ、そのエネルギーがどんどん強まっていくのを感じました。

 私の頭の中に、突然一つの画面が現れました。それは一匹の銀色の龍の姿でした。その龍は真っ赤な目をして、横たわっていました。その龍が血を吐いて死ぬまで、同修の正念が金づちのように絶えずその龍の体を打ち砕いていました。龍の頭と体の部分が叩かれるときの金づちが上下してる動きは、私の頭の中にはっきりと映っていました。、

 私は何も考えずに、立ったまま発正念を続けました。

 その過程は前後約5分程度で、突然協調人は「電力が回復した」と言い、「向こうの協調人から電力が回復して、神韻公演は時間通り上演できるようになったというメールが届いた」と言いました。再び、私は感動してまた泣きたくなりました。

 私は感じました。オーストラリアの国中の大法弟子が一丸になって発した正念の威力が違う次元の空間で、山を切り裂くほどの壮観な光景の雄大さは言葉で表せないほど、十方世界を震撼させたのでしょう。初めて、私は正念の強大な威力を感じました、更に、私は全オーストラリア同修の心が一つになった時に発した正念が邪悪を瞬時に滅ぼしたそのパワーに震撼させられました。

 師父が仰ったように「大法弟子の正念は威力あるものである」[1]、「一人の大法弟子は正念が非常に強ければ、山を切り分けることが出来、一念でやり遂げてしまいます」[2]。大法弟子の念が正しく、心を一体にして発した正念の威力は邪悪を震え上がらせるのです。

 普段、あまり発正念を重視していない私はいま分かりました。正念は威力のあるものです。発正念をすることは大法弟子が必ず行わなければならないことです。また、邪悪が最も恐れていることは大法弟子が心を一つにして発正念をすることなのです。

 注:
 [1] 李洪志师父の著作:『精進要旨二』「大法弟子的正念は威力あるものである」
 [2] 李洪志师父の著作:『各地での説法十一』「大法弟子とは何か」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/9/360620.html)
 
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