文/中国の大法弟子
【明慧日本2018年3月24日】私は2013年5月25日、市の中心部の病院で検査を受けた結果、子宮頚癌が見つかりました。私と家族は絶望の淵に立たされ「自分があとどのくらい生きられるのか?」と考えれば考えるほど不安になりました。そして家族と相談した結果、北京協和病院へ治療に行くことになりました。
北京で化学療法を受けている間、私は毎日何を食べても吐き、睡眠薬を飲まないと眠ることもできませんでした。私は気持ちが沈んで、いつもイライラしていました。病院まで300mの距離でも、何度も休みながら歩き、やっとたどり着きます。そして、病院に着くと毎回極度の緊張と精神的苦痛から、頭痛に襲われます。59㎏あった体重は51㎏にまで落ち、心の中で「このような日々がいつまで続くのか?」といつも考えていました。化学療法を受けている間が最も苦痛で耐え難い日々でした。治療が一通り終わると私は家に帰りました。
帰宅後、親戚や友達が見舞いに来てくれました。しかし私の身体はとても虚弱で、揚げ物などの匂いを嗅ぐと、すぐ気分が悪くなり吐き気がして、いつも気分が冴えず、眠れない日々が続きました。自分で食事の用意をしたり、家の片付けをすることもできないため、家事はすべて娘の協力が必要となりました。
2013年10月のある日、見舞いに来てくれたある友人が『轉法輪』という書籍と、法輪功の五式の功法を紹介してくれました。「法輪功を学ぶことで、病気が治って健康な身体を手に入れることができますよ」という彼女の言葉をきっかけに、私は法輪功を学び始めました。
学び始めた当初、私は友人から『轉法輪』を譲ってもらい、毎日同修と一緒に学法と煉功をしました。最初は身体が虚弱なため、第一功法から第四功法まで通して煉功することができませんでした。その後、同修の励ましもあり、毎日学法と煉功を続けた結果、みるみるうちに回復し、五式の功法もすべてできるようになりました。夜も良く眠れるようになり、体力が回復し、足どりも軽やかで、家事も全てこなすことができるようになりました。そして1カ月後には、仕事に復帰しました。
2014年4月のある日、突然お腹の中で何かに強く引っ張られているような、強烈な腹痛に襲われました。あまりの痛さに我慢できず、大声で叫んでしまいました。しばらくすると、赤色と白色の血の塊が排泄されたのです。激痛は20分くらいで止まりました。トイレから出ると、全身が無気力状態になりました。娘(法輪功を修煉していない)は私の状況を見てとても驚き、すぐに病院へ行くように言いました。しかし、私は慌てずに落ち着いて娘に「大丈夫、これは良い事です。師父が私の業を消して下さっています。心配しないで、しばらくすれば治ります」と言いました。
数日後、再び同じ症状に襲われました。今回は娘に聞こえないようにトイレの扉を閉め、声を押し殺して歯を食いしばりながら痛みに耐えました。心の中で何度も「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えました。しかし今振り返ると、心のどこかで不安な気持ちがあったように思います。
その後、ある女性同修にこの事を話しました。すると彼女は「師父があなたの身体を浄化しているのです。大法弟子は修煉の中でどんな状態が現れてもすべてよい事ですよ」と励ましてくれました。師父は説法の中でこのように説いておられました。「どうしてあげたらよいのでしょうか? われわれは、高い次元をめざす修煉ができるように、その身体を浄化してあげなければなりません。最も低い次元で修煉する際には、身体を完全に浄化する過程があります。つまり、頭の中の良くない考えや、身体のまわりの業力によってできた場、身体に不健康をきたす要素などを、全部きれいに取り除くということです。それを取り除かなければ、このような真っ黒な身体と、汚れた考えを持っていたのでは、どうやって高い次元をめざして修煉ができるでしょうか?」毎回『転法輪』を学ぶ時、師父の法理が一つ一つ私の脳裏に打ち込まれます。師父を信じて、法を信じることで、体の状態もだいぶ改善し、血便の回数もどんどん減少していきました。
7カ月後、私の身体は完全に回復しました。友人たちは私に会うと「あなたは別人のように変ったわね! 精神面も良くなったし、顔色も良くなったね」とみんな驚いてそう言ってくれます。すると私は、「師父と大法が私を変えたのです!」と友人に話してあげます。
この場を借りて、偉大な師父が私に第二の人生を与えてくださったことに大変感謝致します。もし、大法を修煉しなければ、私は今日まで生きることができなかったかも知れません。現在、私は毎日学法と煉功、そして師父が私達に与えてくださった三つの事をしっかりと行なっています。師父を信じて、大法を信じる心は硬く、何が起きても動揺しません。