2人の年配の同修と5・13の投稿について交流する
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2018年5月19日】「2018年世界法輪大法デー」の原稿募集のお知らせが発表されてから、すでに1カ月近くになり、原稿募集の締め切りまで後十数日となりましたが、私の周囲には原稿を書いた同修はまだあまり多くありませんでした。

 数日前、ある年配の同修から原稿を受け取りました。その原稿を入力しようとしました。しかし、文章の内容は筋道が通っておらず、読みづらくて繰り返して読んだ末、やっと「年配同修は真相を伝え、衆生を救い済度し、そして、師父のご恩に感謝する」といったような内容が書かれたものであると読み取れました。

 ある日の夜、年配の同修の自宅を訪ねました。ご夫婦は(夫も同修)とても真剣に大法のお守りカードを切っていました。「たくさん作りましたね」と言うと、同修は「全部配れますよ。三退をすれば、お守りを一つ渡すようにしています」。その姿を見ると彼らの精進ぶりや、真相を伝えて衆生を救い済度する成果を感じられました。

 交流を通して原稿を書いた同修は78歳で、ご主人は82歳だと分かりました。ご夫婦はずっと懸命に三つのことを行い、直接人々に真相を伝え、三退を勧め、具体的な数字を統計していないのですが、数多くの人々を三退させたそうです。そして、煉功に関しても長年1日も欠かさずに、ずっと堅持しているそうです。

 師父のご苦労について話すと同修は涙目になって、「私達は修煉の基準に達していないから、師父は焦ておられます! 本当にご苦労をお掛けしています!」。これを聞くと、3人とも皆黙り込むんでしまいました。

 しばらくしてから、5・13の原稿募集について話しました。「あなたの投稿は私が受け取った最初のものです。本当に素晴らしかったです。ただ、ちょっと意味が分からないところが…」と言うと、同修は「私は文章を書けないし、字もあまり書けません。心の中では分かっていますが、うまく表現出来ません。しかし、大法を実証するため、師父に感謝するために、毎年必ず書くようにしています。私は師父のおっしゃる通りにしたいからです。師父のご恩に対する感謝の気持ちは言葉で表し切れません。私達の師父は偉大すぎますから!」

 この話を聞いた私は思わず胸がジーンとして、年配同修が師を敬い、法を信じるこの純粋な心に涙をこぼすと同時に、自分と同修との差があまりにも大きいと感じさせられました。

 交流の中で同修が最もよく口にしたのは、「私はしっかり修めていない」、「私は書けない」、そして、「うまく書けないから、明慧の皆さんにご迷惑をかける」などの言葉でした。この年配の同修はやはり人心でこのことを考えており、法理に則って理解していないのではないかと思いました。

 同修にもう一度週刊刊行物No.845に掲載された「『世界法輪大法デー原稿募集の知らせ』を読んだ後の感想」という文章を見せました。この文書の中には次のような記載がありました。

 「『師父に近づく』という雑誌にこのような内容が書かれていました。チチハルの講習会が終わる2日前、師父は参加者の全員に感想文を書いてほしい、修煉者の法に対する理解を知りたいとおっしゃいました。これは他の功法では決してないことですし、皆にとっても修煉の感想文を書くのは初めてのことでした。ある修煉者は演壇に上がって、出来上がった文章を師父にお渡しして、とても心配そうに『あまり上手に書けていないのですが」』と申し上げると、師父はにこにこしてそれを受け取り、『書ければ結構ですよ』とおっしゃいました。その言葉に深く感銘を受けました。その中には師父が弟子に対する期待がどれだけ含まれていることでしょうか」

 昔のことですが、ある「中国大陸の大法弟子の交流会」の時、私はある原稿を受け取りました。紙にはくねくねと数行の文字しか書かれていません。おおむねの内容は、「私は学校に通ったことがないため、字が書けません。しかし、師父、ご安心ください。弟子は必ず最後までしっかり修め、師父について元の家に帰ります」というものでした。この数行の文字を読んだ私は涙が止まりませんでした。それにはどれだけのパワーが潜んでいるでしょうか! 修煉というものは、そのこと自体がどうなるか、結果がどうなるかを求めません。師父は私達の師と法を信じる真(まこと)な心、そして、私達の心性の向上を期待されておられます。

 今年の原稿募集は今までと違って、原稿募集の範囲がとても広く、求めるジャンルも多く、しかも、明慧編集部はとても詳細に様々な角度から提示してくれています。中にはこのような二つの内容がありました。

 一、「修煉すればするほど、大法弟子はしみじみと大法の貴重さが分かり、師父の慈悲なる済度のご恩に感謝し、より多くの人が法輪大法の真相を知り、大法による恩恵を享有できることを願っています。法輪大法が世界各国の人々に素晴らしさをもたらしたこと、および李洪志師父が大法弟子と世人に慈悲を持って心を尽くされたことを実証するために、明慧編集部はここに中国及び世界各国の大法弟子から文章(修煉体験交流文、修煉物語、歴史的な目撃証言文、関連の評論文、東西の神伝文化に関連する内容の共有文)、音楽、絵画、書道などの多方面の芸術作品を募集いたします」

 二、「実際、多くの大法弟子は修煉によって病の苦しみから解放され、精神面でも健康を得ました。また、法輪大法の素晴らしさを理解した世人達も大法によって福報を得ました。大法弟子なら、皆このような生き生きとした記事を書くことが出来るに違いありません」

 「大法弟子なら、皆このような生き生きとした記事を書くことが出来るに違いありません」。確かにその通りです。すべての真に修める大法弟子は、今日まで歩んで来て、師父からどれだけの心血を注がれ、大法からどれだけの受益をしたのでしょうか! 最も一般的に言っても、私達は修煉によって病の苦しみから解放され、精神面でも健康を得ているのです。大法弟子の誰もが自分の体得を書き出し、大法を実証し、師父のご恩に感謝し、衆生を呼び覚ますべきではないでしょうか!! これは慈悲なる師父がすべての大法弟子に威徳を作るよい機会を与えて下さっているのです!!

 全世界のすべての大法弟子に早く筆を取って投稿するようにと心から願っています! 文章の得意な同修は不得意な同修に、あるいは年配の同修に手伝ってあげましょう。彼らの中にもきっと多くの書き出すべき素晴らしい体験や、神の奇跡がたくさんあるのですから。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/30/363535.html)
 
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