明慧法会|神聖な使命と特殊な縁(下)
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 【明慧日本2018年6月24日】(前文に続く)

 真相を書いた手紙を郵送する

 2006年3月、中国共産党が生体臓器狩りによって、暴利をむさぼっている黒幕が国際社会に暴露されました。それは、共産党の元党首であり、中国共産党軍事委員会の主席であった江沢民の命令で行われ、共産党政府、軍隊、公安の統一的な管理によって、留置場や刑務所、裁判所、病院までが役割分担して秘密裏に法輪功修煉者に対する大虐殺を行いました。それは全人類に対する犯罪であり、人類にとってのこの上ない罪悪であり、人々の良知に衝撃を与え、人々の最低限の道徳をも挑発しました。この大きな善悪を前にして、人々は人類の尊厳を守るために立ち上がるべきで、共産党が人類に対して犯した大きな大罪を厳しく非難すべきです。

 軍隊の軍医が生体臓器狩りに加担した知らせを聞いた後、心の悲憤は筆先では形容しがたいものでした。軍医である同修学法グループを成立させた時、臓器移植に携わる各地の医者に真相を伝え、特に軍医に対して真相を伝えなければならない、と私たちは決心しました。

 軍医の同修が帰った後、中国で臓器移植に携わっている病院、部門、医師、住所、郵便番号などの情報をインターネットで収集し、真相を伝え、善を勧める手紙を医師に向けて書きプリントしました。臓器移植に携わっている医師の名簿は数千人にもなりました。そこで、同修はその名簿を各学法グループに郵送しました。その頃、私たちは毎日真相を伝える手紙を郵送し、様々な字体を使い、異なった色のペンで書いて郵送しました。しかしその頃、国家安全局と国保警察はすでに郵政システムをコントロールしており、真相を伝える手紙に対して進行を阻止し、廃棄処分していました。

 真相を伝える手紙を大量に郵送することに対して、最大の妨害は恐れる心でした。郵便局の内外、郵便ポストや新聞受けには皆監視カメラがあり、私たちは正念で恐れる心と妨害を取り除き、心を静めて学法し、正念を発して邪悪を除去し続けました。ある日、夢の中で、白衣を着た多くの人が門から外へ走り出て来るのを見ました。私が夢の中の情景を同修に伝えると、同修は「白衣を着ていたのは医者で、彼らが門から走り出たのは、もしかしたら、真相を知って迫害に参与し続けたくなくなったのかもしれません」。そして、これこそが私たちの希望でした。

 1人の警官が私に「師父の新しい経文が来た」と伝える

 市洗脳班に不当に拘禁されていた期間中に、1人の女性警官と知り合いました。私と大法弟子たちはいつもその女性警官とその他の女性警官たちに真相を伝え、大法弟子に優しく対処するように伝えていました。そして、職業上の理由から、その女性警官は不当に拘禁された1000人を越える法輪功修煉者に接触した、と言いました。

 はじめ、その女性警官は共産党の迫害が正しいものだと思って、いつも法輪功修煉者と接し、話をしていました。その後、法輪功修煉者にはある共通の特徴があることに女性警官は気づきました。それは「真・善・忍」に基づいて良い人になり、本当のことを話し、善良で責任感があり、喜んで人を助けている、ということでした。共産党が罵りを含む各種の暴力で、スタンガンなどの刑具を用いた暴力で法輪功修煉者を「転向」させるよう警官を叱咤激励(しったげきれい)しても、法輪功修煉者たちは暴力を用いずに警察に対抗し、それどころか警官たちに真相を伝えていることに、この女性警官はだんだんと気づき始めました。

 女性警官は「私は不当に拘禁された1600~1700人の法輪功修煉者と接触し、彼らはみな良い人でした。中国共産党の弾圧は間違っています」。そして、女性警官は不当に拘禁された1600~1700人の法輪功修煉者の名簿を保存しており、これらはみな証言として証拠となるものでした。

 その後、その女性警官は自分の身分を利用して、多くの法輪功修煉者を保護しました。当時、洗脳班は北京に陳情に行った法輪功修煉者でいっぱいで、ある修煉者は捕まった時に靴さえ履いておらず、ある男性修煉者はランニングシャツと短パンしか履いていませんでした。そこで、この女性警官は自分のお金で修煉者のためにトイレットペーパーや毛布、ハブラシやハミガキ、シャツやベルトなどを買い求め、苦難に遭っていた修煉者を助けました。

 ある日、1人の修煉者が留置場に連行され、この女性警官に会い助けを求めました。そこで、女性警官はすぐにその留置場の副所長に会いに行きました。そして、その日の夜、その法輪功修煉者は無事家に帰りました。

 数年前のある日、2人の法輪功修煉者が警察に追われていました。迫害を免れるために、2人の修煉者は地方に行く準備をしていました。しかし当時、家はあっても帰ることはできず、親せきや友人の家にも行くことができず、危難の中、2人の修煉者はこの女性警官を思い出しました。そして当時、この女性警官はわずか2000元しか持っていませんでしたが、それをすべて2人の修煉者に渡し、2人の修煉者は無事に劫難を切り抜けました。

 ある時、町でこの女性警官にばったり会った時、この女性警官は「師父が新経文を発表なさいました」、「もう読みましたか?」と聞かれ、私は「まだです」。女性警官は「安全に注意してください」。そして、私はその日、同修の家に師父の新経文を持って行きました。警察のこの女性警官の選択に私は喜びました。この生命は本当に救われたと確信しました。

 戦友の集まりで 真相を伝える

 昨年(訳注:2016年)12月、私たちの中隊の戦友が集まり、戦友達はみな私の戦友と部下で、その後、戦友と部下は大隊、あるいは連隊級の士官になっていました。その日は、在職の少将クラスの戦友も興を添えに来ました。なぜなら以前、私たちは同じ連隊だったからです。そして、戦友の集まりに皆は大変喜び、中には互いに24年間会っていない者達もいました。

 私は皆に真相を伝え、主に共産党の高官の相次ぐ失脚との因果関係を伝え、失脚したすべての高官名を伝えました。そして、失脚した高官は法輪功への迫害を推進することに加担したために、因果応報に遭ったことを伝えました。軍の中では徐才厚、郭伯雄、谷俊山が典型的な代表人物でした。この者達は、江沢民の法輪功に対する「名誉の上で貶(おとし)め、経済を断ち切り、肉体を消滅させる」という絶滅政策を実行しました。そして、この者達は軍内外で生体臓器狩りを指揮して暴利をむさぼり、最終的には失脚して因果応報に遭い、今までにすでに少将相当以上の数十人の高官が失脚しました。

 別れる前、すべての戦友達の一人人にネット封鎖突破ソフトのCD-ROMを渡し、真実の情報を見るように伝え、戦友のためにさらに真相への道を開きました。

 かつて ウィーチャットでの映像を用いて 真相を伝える

 ある期間、クラスメイトと戦友が私をウィーチャットに加入させました。しかし、ウィーチャットは共産党の厳密な監視下にあり、真相を伝えることは疑いもなく安全ではありませんでした。ウィーチャットの多くの内容は低級で下品なものだったので、私は好きではなく、ウィーチャットを使って真相を伝える技術についても、理解していませんでした。

 ちょうどその時、1人の警官のクラスメイトが、共産党が法輪功を迫害していることに関する映像を正面から戦友グループに流布していました。私はそれを見てとても良いと思い、それをクラスメイトのグループと四つの戦友グループに配布しました。その後、1人の戦友が再び真相を伝える映像を新唐人テレビ局の責任者に送ったので、私も送りました。そしてこの時、クラスメイトは「とてもいい映像だ」と返事をしてきて、戦友グループでは議論が湧き上がり、映像の中で伝えられていることは皆真実である、と考えているというものでした。

 ある日の朝8時ごろ、ウィーチャットの映像を受け取りました。一般的に、私は受けとった映像は見ずに削除していました。しかし、このウィーチャットを私は削除せずに「保存」しました。そして、午後5時ごろ、食事の時にその映像を開きました。その文章の内容はある高官の腐敗についてのことで、締めくくりには多くのリンクがありました。よく見てみると『臓器狩り10年の調査』、『共産党についての九つの論評』、『天地をめぐる勇気の旅』、『2016年世界法輪大法デーにおける、ニューヨークでの1万人の大パレードを生中継』、『天安門焼身自殺事件の真相—偽りの火』、『ネット封鎖突破ソフト』などの真相映像とソフトウェアがあり、映像の画像もとてもはっきりしていました。

 これはとてもよいと思い、クラスメイトと戦友たちに配り、真相を理解させて救い済度しなければならない、と決心しました。そして、私は師父の写真の前で合掌し、衆生が真相がわかり救われるよう師父に敬虔にお願いし、弟子を加持し安全に保護してくださるようお願いしました。その瞬間、真相の映像を全員で100人以上いるクラスメイトのグループと戦友グループに送り、皆、映像を見ることができました。

 すぐに山東省の戦友が「花開きて 佛を見ゆ」という書道作品を書き、戦友は携帯電話で撮影してウィーチャットで送ってきました。そして、これは戦友が真相を理解したことを表したのだ、とわかりました。

 師父は『精進要旨二』「ごあいさつの言葉」の中で「大法弟子として現在行なっている一切のことはみな、大法と弟子たちへの迫害を抑制しているのです。真相をしっかり伝えることは、邪悪に対する暴露であると同時に、邪悪を抑制し、迫害を弱めることです。邪悪を暴露すると同時に、民衆の頭の中にある邪悪による虚言と虚像の害毒を取り除き、人を救っていることなのです。これは最大の慈悲です。それというのも、未来に数十億の人が法を得るのですが、もし人間の頭に大法に反対する考えがあれば、今回の邪悪が終わると、人類には大淘汰が始まり、法を得る縁のある人、あるいはさらに多くの無辜の人まで淘汰される可能性があるからです。ですから、わたしたちが今行なっている一切のことはみな偉大で、みな慈悲深く、みな自らの最後の道を圓満成就させているのです」と説かれました。

 私たち大法弟子は師父のお導きの下、迫害の中で、危難の中で衆生を救い済度しています。

 その後、再びウィーチャットを見るとフリーズ( パニック状態になる ・ 思考が停止する )してしまい、ちょっとウィーチャットを見ただけでフリーズするようになってしまいました。そこで「安全策の設置がわからず、安全が保障されない状況下では、二度とウィーチャットを使って真相を伝えることはできない」と師父が悟らせてくださったのだ、と理解しました。そのことを悟りましたが、やはり依然として諦めきれずにいたら、その後、バッテリーが焼けてしまいました。それでもなお、安全策を設置しない状況下でウィーチャットを使って真相を伝えたことで、100人以上の法輪功修煉者が警察に連行された情報が明慧ネットで報道されました。

 「あなたの一生が平安で 幸福であることを真心を以って希望する」

 法輪功に対するこの残酷な迫害の中で、私のクラスメイトの警官と戦友の警官は迫害に加担したために、その名前が明慧ネットの「悪人リスト」に載りました。その中には、司法局党委員会書記、労働教養所副所長、労働教養所政治部主任、大隊長、警察署署長、警官などがいました。クラスメイトや戦友たちに真相をわからせ迫害を停止させるために、時には面と向かって真相を伝え、善を勧めました。また、ある者はその電話番号を明慧ネットに送りました。また、ある者には電話をかけ、真相を伝える手紙を送り、あらゆる手段を使ってクラスメイトや戦友たちを救うために真相を伝えました!

 師父は「大法弟子にとって、修煉する人にとって、敵はありません。皆さんがやるべきことは人を救うことだけであり、常人の手段、常人の理で人を懲らしめたり、人に判決を言い渡したりすることは皆さんがやるべきことではありません。これは根本に関わる問題です」(『各地での説法七』「シカゴ市法会での説法」)と説かれました。そこで、私は師父の教えに従い、迫害に加担した警官とその親族に対しても慈悲深く対応しました。そして、迫害に加担した警官達を自分の肉親として扱いました。

 高校時代の女性のクラスメイトは私と机を並べており、その女性の夫も同じクラスのクラスメイトで、高校卒業後、その2人は警官という職業を選択し、その後、結婚して夫婦になりました。男性の方のクラスメイトは労働教養所で会計をして、女性のクラスメイトの方は女子労働教養所で大隊長をして、法輪功修煉者を迫害していました。そして、法輪功を迫害したために、男性のクラスメイトは50歳代で因果応報に遭い、肝臓がんを患い、半年後に死亡しました。

 クラスメイトのグループにも十数人の警官がおり、私たちはグループの中で連絡を取ったことがあります。その時「私は良い人で、間違っておらず、ずっと自分の信仰を守っています」とクラスメイト達に伝えました。すると、クラスメイト達は関心を持ち、私の生活を心配しました。そこで私は「今の生活はとても良く、大丈夫です」と伝えると、クラスメイト達が「SNSの写真を自分の写真にする」と言ってきたので、妻が撮った皆の写真をグループに送りました。その中のクラスメイトの1人が「体が本当に健康になった、ぜひ来てください、ご馳走します」と言うので、「私も以前体中に病気がありましたが、今はみんな良くなり、すでに20年間、薬を飲んでいません」と伝えました。クラスメイトの1人が「実際、クラスメイトはみな、あなたに戻って来てほしいと思っています!」とあり、クラスメイトの誕生日の時、皆はお互いにあいさつし祝福していることを知りました。そこで誕生日になる度に、私も手紙を送って心から祝福しました。

 この女性のクラスメイトの誕生日の時、私は手紙を送って祝福し、この女性の幸福と平和を祝いました。そして、私の慈悲と善の心がそのクラスメイトを救うことができることを祈りました。すると、お正月の時、この女性は「あなたの一生が平安で幸福であることを真心を以って希望します」と書かれた手紙をわざわざ送ってきました。

 真相を伝える中で、ある戦友や警官と、その妻と子供は党・共青団・少年先鋒隊を脱退し、自分のために素晴らしい未来を選択しました。

 私の上の階には刑務所の警官が住んでおり、その警官は転業した大隊長クラスの幹部で、市の刑務所で仕事をしていました。私はかつてその警官に「全世界華人新年祝賀祭」などのDVDやネット封鎖突破ソフトなどを渡しました。私が真相を伝えると、警官は因果応報を信じました。そして、警官の母親と娘は真相がわかった後、共産党の共青団と少年先鋒隊の組織から脱退しました。

 ある日、その警官とその友人が外で歩いていたので、私は警官の友人にネット封鎖突破ソフトを渡しましたが、欲しがりませんでした。警官は「受け取りなよ、親しい間柄じゃないか」と口添えしてくれ、警官の友人はネット封鎖突破ソフトを受け取って、楽しそうに歩いて行きました。

 修煉の中で、慈悲深く救い済度する中で、私は嫉妬心や恨む心、歓喜心、闘争心、憎む心、報復心、色欲心などの正しくない人心を修煉で、少しずつ取り除きました。そして、私はだんだんと善良に、慈悲深く、希望に満ち、そして寛容になりました。私はすべての人を自分の肉親と同じように扱い、世界のすべての人が真相がわかることを願い、法輪大法のご加護が得られることをいつも願っています!

 師父の慈悲深い済度に感謝申し上げます!

 同修の皆さんの互いの助け合いに感謝いたします!

 (完)

 (明慧ネット第14回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/10/356347.html)
 
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