拾った財布を届け、真相を伝える
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年7月2日】私は2018年4月に財布を拾いました。中には銀行カード1枚と身分証明書1枚、そして500元の金券が入っていました。私は「紛失者がこれだけのものを失くして、きっと心配しているだろう。何とかして落とし主を見つけて財布を返さなければならない」と思いました。

 財布を開けて見ると、中に電話番号がありました。すぐに電話をして、相手に「何か失くしていませんか」と聞くと「財布を失くした」と言われました。「それを拾いましたよ」と告げると「わあ、本当に良かった! 本当にありがとう! とても心配していた」と言って、相手の人はとても感激しました。私は「安心してください。居場所を教えてくだされば、届けてあげますから」

 顔を合わせると、彼は「あなたは本当に良い人ですね」と褒めてくれました。私は自分が法輪功の修煉者であることを教え、そして「師父は私達にどんな時でも、真・善・忍の理念に基づいて良い人に、さらに良い人になるようにと、そして、何事も他人のために考えなければならないと教えて下さっています」と伝えました。

 彼は「それは本当に素晴らしいことです! 同級生にも法輪功を信奉する人がいますが、法輪功の人は本当に良い人ばかりです。私達は皆中国共産党と江沢民に騙されました。こんな良い人達を迫害するなんて信じられません」

 私はさらに大法の真相を伝え、自分が迫害された事実を話すと、彼は「中国共産党や江沢民らは人間ではない。酷すぎる」と、とても信じられない様子でした。私は「今日、このように真相を伝えるのは、大きな災難がやって来る前に皆さんに知らせることで、法輪大法が人々を慈悲に救済しているのですよ」

 その後、さらに「三退」の目的を話すと、彼はあっさりと共産党主義青年団を退きました。そして、彼は「これだけのものを返してくれたから、何かお礼をさせてほしい」と言いましたが、私はそれを断り「『法輪大法は素晴らしい』としっかり覚えてくだされば何よりです」。それでも3日後、彼は1袋のお米と油を持って来ました。

 最近、私はよく財布を拾ったことを使って真相を伝え、人々の善念を啓発しています。すでに40人も「三退」をしました。もっとも感心したのは、その中に80歳以上のお年寄りが3人いて、その内の84歳のおばあさんは真相を聞いて感激し、私のペンを持って自ら本名を書いて脱党しました。最後に、おばあさんは私の手を握りしめ「本当にありがとうございます!」とお礼を言いました。

 もう1人の80代のおばあさんは真相を聞いてから、私に「おいくつですか?」と聞かれ、「61歳です」と答えると、おばあさんは「あなたは30代にしか見えず、お若いです。どう見ても30代ですね。法輪功は本当に不思議すぎます!」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/11/368685.html)
 
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