【明慧日本2018年7月27日】(台湾=明慧記者・夏昀)7月14日の午後、台湾中部の一部の法輪功学習者は台中市政府大広場に集まり、穏やかに「7.20」法輪功迫害制止19周年を記念し、迫害で死亡した無数の学習者を追悼する集会を開いた。同時に人々に援助の手を差し伸べるよう呼びかけ、迫害の元凶を法の下で裁くよう求めた。民間団体の代表および医学界関係者らが集会に駆けつけ、人々に法輪功を支持し、19年続いている迫害を共に制止するよう呼びかけた。
広場前の車道は行き交う車輛が多く、学習者は市民に五式の煉功動作を実演し、資料を配り、ドキュメンタリー映画を放映して中国共産党の法輪功学習者への残酷な臓器強奪の事実を暴露した。行き交う車両はスピードを落として注目し、往来する人々は立ち止まって写真を撮り、活動を見ていた。中国からの人々は近寄って確かめ、三退をした。日が暮れて、準備したキャンドルに火を灯して共産党の迫害で死亡した学習者を追悼した。
民間団体代表「すべての人々は共産党の迫害を非難すべき」
人民団体台湾中社社長で中興大学資工系教授でもある廖宜恩氏は活動現場に駆けつけ、活動の支持を表明した。廖氏は「私は法輪功学習者に敬服している。彼らは共産党の強大な政権下で、勇敢に立ち上がり抗議している」と話し、人々が法輪功の精神を身をもって受け入れれば、学習者が人権のために闘うことをさらに支持するようになるという。学習者が求める江沢民を法の下で裁き、共に迫害を制止することについて、廖氏は「さらに多くの中国人が呼びかけに応え、世界各国の政府が支援し、中国共産党政権を崩壊させ、中国人民に人権の保障を得させることを願う」と話した。
学習者が受けている残酷な迫害のなかで、臓器を強奪され売買されていることについて、廖教授は「天理は許さない。各国政府の支援があれば、共産党を必ず滅ぼすことができる。生命を愛し、自由を愛する人々は、共に非人道的な共産政権を非難し、法輪功への迫害制止を支持してほしい」と呼びかけた。
医師「共産党の法輪功への迫害に断固反対」
人道の立場から集会で発言した張启中医師は、「私は断固として中国政権の法輪功に対する迫害に反対する。中国が生きている人の臓器を強奪し売買する臓器移植に反対する」と話した。彼が強調したのは、今はすでに21世紀であり、生きた人間から臓器を強奪して売買する臓器移植は医学倫理に反し、人道にも反する」と話す。共産党は公然と行なっているが、この事に断固として反対する意志を表明するため、集会に参加したという。
張医師は米国やカナダの中国大使館の前で、凍り付くような日も、雪の日も、どんな日でもグループの人たちが座り込みをしている場面を幾度も見た。のちになって法輪功学習者が共産党に残酷に臓器を強奪され売買されていることを訴えていることを知ったという。「神よ! これは冗談でしょうと、私は思いました」と話した。のちに迫害を受けたことのある学習者に出会い、さらにウィグル人医師の中山大学での講演を聞き、ドキュメンタリー映画を見て、彼は信じるようになった。張医師は、「このような手法を継続させてはなりません」と話し、医師として共産党の法輪功に対する迫害に断固反対している。
真相を知った市民は、真相を伝える
科学技術の仕事をしている李さんは、活動を声援するため現場に駆け付けた。彼は携帯電話で写真を撮り、中国の同僚に送信した。兄夫婦は学習者であり、法輪功を修煉して心身ともに恩恵を受けている。彼はかつて法輪功に触れたことがあり、法輪功は良いもので、共産党が法輪功を誹謗中傷の手段を用いて弾圧していることも知っている。学習者が絶えず真相を伝え続けて、台湾人に関わらず、さらに多くの人に真相を知ってもらえば、彼らは共産党の虚言を信じなくなると話した。
李さんは中国で仕事をしていた時、同僚と雑談の中で法輪功のことに触れ、共産党が自作自演した天安門焼身自殺、その疑問点など、彼が知っていたすべてを話したという。一部の人は共産党の虚言を信じているため、彼が話したことを受け入れなかったが、一部の人はネットや各方面からの情報を綜合して再考し始めた。彼らは世界各地の、香港、台湾、アメリカで、あんなに多くの人たちが法輪功を修煉して、なんら問題がないのに、なぜ中国だけに問題があるのか? これに関する情報をネットや多方面から入手したことで再考を始め、自己の判断で、共産党の言葉を信じなくなった。続いて、彼らは携帯電話で活動の場面を撮り、中国の同僚や友人に送信した。
広場の付近に住む王さんは集会の現場を通りかかり、学習者が配布する新料を受け取り、座って活動を見ていた。彼は法輪功が受ける迫害の状況について知っていた。「今の共産党は法輪功だけを恐れ、政敵のように法輪功を消滅しょうとしている」と話す。法輪功が受ける残酷な迫害、臓器強奪について、王さんは、「共産党の暴政は、すでに民心を失っている」、「たとえ楚が三戸だけになっても、秦を滅ぼすのは必ず楚であるように、この暴政は必ず滅亡する」と話した。
大広場での活動に参加した学習者は社会各層から来ており、静かに煉功をしていた。彼らは社会の中で「真・善・忍」で良い人になる努力をしていることを聞いた王さんは、「社会は法輪功のようなエネルギーを必要としている」と話した。
法輪功学習者の心からの叫び「勇敢に立ち向かい、迫害を制止する」
キャンドル一つ一つの光が広場を明るく照らし、真ん中あたりに座り両手でキャンドルを持つ学習者の許淑美さんは、生活の中で「真・善・忍」をもって自分を律している。同時に空いている時間を利用して中国人に、法輪功が受けている迫害の真相を伝え、この迫害を制止しなければならないと話した。
許さんは以前、甲状腺の病気で薬をずっと飲んでいたが、法輪功を修煉して病気のことを忘れ、気が付けば病気が治っていた。心身共に恩恵を受けた状況下で、中国の学習者は残酷な迫害を受けている中で、立ち上がって人々に事実を伝え、「家族が迫害を受けていると同じように」勇敢に立ち向かい、真相を伝えている。彼女は中国人、労働教養所、警察に電話をかけて真相を伝え始め、迫害に加わらないよう勧めた。現在さらに一歩を進めて、弁護士に電話をかけ、彼らが法輪功学習者の無罪弁護をするようお願いしているという。
「法輪功学習者は労働教養所の中で残酷な迫害に遭っています。私はもっと多くの人が電話をすることを希望し、中国人に真相を知ってもらいたいのです。共産党の虚言と照らして判断してもらいたいのです」と言い、今後も真相を伝える電話をかけ続け、迫害を制止したいという。