海外の同修の精進ぶりに 心打たれる
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2018年7月20日】お正月休みに、私は香港や台湾に旅行に行きました。香港や台湾の同修達の修煉ぶりを見てとても感動しました。香港の年配の同修達は家族と一緒に旧正月を過ごす時間を犠牲にして、空港の入国のところで、中国大陸からの観光客の人達に『共産党についての九つの論評』を、配っていました。人を救う切なる思いが込められた同修達の眼差しは、今でも忘れられません。

 台湾の同修は雨の中でも静かに抱輪をし、座禅をし、世間の人々に大法の強さ、慈悲深さ、素晴らしさと穏やかさを見せていました。香港や台湾の同修の姿を見た私は感動して涙が流れ落ちました。それと同時に、無駄に時間を過ごした自分のことをとても恥ずかしく思いました。

 また、海外の同修が今年の法会で発表した明慧の交流文章を読んで、海外の同修達が心を尽くして法を学び、心を修め、人を救う姿に深く心を打たれました。さまざまな方面において、自分と一部の中国の同修は遥かに立ち遅れていると感じました。近年の自分の修煉状況を振り返って考えると、三つのことをやってはいますが、数年前と比べれば、特に人を救う面においては、明らかに気が緩んできていると感じました。

 2013年以前、地元の同修の間に小冊子、『共産党についての九つの論評』、DVD、写真付き真相メッセージなど、あらゆるものがあって、同修達も互いに協力して人を救いました。邪悪は地元の同修を妨害しようとしても全く出来ず、同修達は力を合わせて邪悪を排除し、邪悪の要素をとても早く解体することが出来ました。数年前まで、地元では迫害を受けたり、病業に陥ったりする同修はとても少なかったのです。

 環境が次第に緩和され、同修達の修煉も緩んできました。遠くまで行かなくても、私の周りの同修には懈怠(けたい・なまけること)な人が多くなり、人を救うことをしなくなっただけではなく(していてもとても少ない)、一部の同修は集団学法にも参加しなくなりました。また、一部の同修は三つのことをやっているように見えても心を修めず、邪悪に隙きに乗じられ、深刻な病業の関に陥り、また邪悪に迫害され肉体を失う人もいて、とても心が痛みました。

 私自身もそうですが、数年前と比べると確かに落差を感じています。以前、カバンにはいつも真相資料が入っていて、どこに行っても持参していました。自分はサラリーマンですので、人を救う時間を特別に設けていません。しかし、いつもスーパーに行く時、買い物に行く時、食事に行く時、あるいは親戚や友人を訪問する時、用事があって出かける時は、いつも人に真相を伝えていました。真相を伝える時間がない場合でも人に真相資料を渡せば、それを拒否する人はほとんどいませんでした。私は量を求めず、少しずつではありますが、たゆまずやり続けて来ました。

 いつからかはっきり覚えていませんが、カバンの中には人を救う真相資料がなくなり、人を救う事に対して身を入れなくなりました。

 地元のある同修は法を学び、人を救うことにとても積極的にやっていて、毎日出かけて人を救いました。しかしある日、同修は真相を伝えた時、中国共産党による法輪功の誹謗中傷を信じている人に通報され、連行されました。「彼はたくさんのことをやっているが、心を修めず、家族や同修に対する情が放下できていない」と彼のことをよく知っている同修が言っていました。

 師父は私達に三つのことをしっかり行うようにと求められています。法を学び、発正念をし、真相を伝えるこの三つのことは、一つも欠かさず、どれも軽視してはいけないことです。

 貴い同修達よ、ずっと精進していない同修も含めて、私達は互いに手を取り合って協力し、大法を実証する道をしっかり歩んで行きましょう! 共に精進して行きましょう!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/8/370755.html)
 
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