【明慧日本2018年9月14日】黒龍江省杜爾伯特モンゴル族自治県の劉福斌さんは、「真・善・忍」を信仰するという理由で、懲役10年の実刑判決を宣告され、泰来刑務所で8年余り迫害を受けたため、肉体にも精神にも極めて大きなダメージを与えられた。2017年6月から2018年8月に至るまで、劉さんはずっと食事をした後に嘔吐し、各器官に異常が現れ、自力で生活することができなくなった。家族は何度も刑務所側と交渉し、重病のための一時出所を求めたが、刑務所側は依然として解放せずにいる。
劉さんの妻の李淑春さんは法曹部門の関係者に次のように呼びかけた。「この19年間にも及ぶ異常な生活が、私と家族に無数の苦しみと苦難をもたらしました。私と夫は何度も魔難と刑務所でのひどい迫害による苦痛を耐え忍んできました。現在、夫の生死もわかりません。私自身は武器も持たない無防備なか弱い女です。夫は善良でおとなしい人です。ただ、「真・善・忍」に従って良い人になるように努力している私達2人のどこが間違っているのでしょうか! 何の罪を犯したというのでしょうか! 一体、どの法律のどの条文に違反したのでしょうか! あなた方が認めている良い人とは、一体どのような人を指すのでしょうか!」
「これらの冤罪(えんざい)は、すべて江沢民が政権を掌握したいがために、法の秩序に反して『迫害』という手段を使ってもたらした結果であり、私の家族に災難をもたらし、あなた方に面倒なことを残したことを知っています。しかし、あなた方は国家の法律の代弁者であり、最も法律を熟知しているはずです。あなた方は自らを律し、最も理性的に良知(りょうち・人間が本来持っている良心的な心)を守るべきで、良心に背いて罪を犯すべきではありません。あなた方の権限の範囲内で、多くの善良を生み出して、心から正義を回復させてください。そして私の今の立場をよく理解して、救いの手を差し伸べて頂きますように、現在の目の前の危機を解決して頂きますように、さらに夫が1日も早く帰宅できますように、切に願っています!!」
劉さん夫婦2人は1996年に法輪功を学び始め、健康になった。しかし、1999年7.20以降、2人は何度も連行されて拘禁され、法輪功学習者であるというだけで、刑務所に入れられ残酷な迫害を受け続けた。また、妻の李さんの父親は、これらの迫害の中でショックを受けて亡くなった。
現在、泰来刑務所に拘禁されている夫の劉さんの身体の具合が大変心配される。