【明慧日本2018年10月13日】香港の法輪功学習者は10月1日、中国共産党による法輪功に対する迫害の停止を呼びかけ、大規模な集会とパレードを行なった。迫害の元凶を法の下で裁くことを求め、中華民族の子孫に中国共産党組織からの脱退を勧め、平和的な中国共産党の解体を促した。
10月1日の早朝、法輪功学習者は長沙湾遊技場に集まり集団煉功をしたあと、その場で集会を開催した。数人の政治家が法輪功を声援して、中国共産党の暴政を非難し、各界に対して中国人の人権と自由を守るよう呼びかけ、共産党のない素晴らしい中国の到来を待ち望んだ。
中国共産党の迫害を反対し、絶えず正気が増す
香港法輪佛学会スポークスマンの簡鴻章氏は、中国共産党による19年にわたる法輪功への迫害、法輪功学習者は真・善・忍に対する正信をもち、真相を世界に広く伝え、世人は善と悪の選択に直面して、邪悪な共産党に反対し絶えず正気が増している。世界各地が中国共産党の法輪功に対する迫害の停止、法輪功学習者に対する臓器強奪の停止を求め、中国共産党内部からも迫害を制止する人々が現れ、善をもって法輪功に接している。世界の数百万の人々は迫害の元凶・江沢民、曾慶紅を法の下で裁くよう求めている。そして3億人を超える中華民族の子孫が共産党組織から脱退し、明るい未来に向かっている。彼らは世人に対して歴史の大切な節目に真相を知って善を選択し、良知と本性をもって判断し、共産邪教を放棄し、平和的に共産党組織を解体して、系統的に共産主義の邪悪要素を取り除き、崇敬できる普遍的価値のある人類の新しい紀元を迎えようと呼びかけた。
全世界脱党支援センター主席・易蓉氏は電話を通して集会を声援した。彼女は、1949年10月1日は中華民族の恥ずべき日であり、中国共産党はこの日に政権を盗み取り、この時から系統的に中華伝統文化と道徳を破壊し、中華民族に一つ一つの災難をもたらした。中国共産党は人民に対する剥奪、迫害、虐殺、ならびに大規模な臓器強奪を行ない、すでに人類の最も基本的な道徳のアンダーラインを超えており、完全に執政の合法性を失っている。中国共産党がいかに繁栄の虚像をでっち上げようと、失われた民心を取り戻すことはできず、内外の困難が立ちはだかる現在、中国共産党は解体から逃れることはできないという。
易氏は、香港市民が中国共産党の暴政に抵抗して現した恐れのない精神と勇気を称賛し、香港各界の人々に、法輪功学習者とともに努力し、脱党ブームに声援を送り、中国共産党の解体を加速させ、迫害を終わらせ、新生なる中華民族を迎えようと呼びかけた。
香港各界からの声援 迫害の停止を促す
香港前立法議会議員・梁国雄氏は集会に出席して声援した。中国共産党が法輪功への迫害を始めた当初、虚言をもって法輪功だけに対する政策だと言って、ほかの宗教を騙した。現在の中国共産党は十字架を降ろさせ、教会を壊し、ウイグル人を大量に洗脳収容所に送り、すべての宗教を弾圧している。ますます多くの人々が法輪功の真相を理解し、香港人に対していかなる弾圧に対しても立ち向かうことを目覚めさせ、迫害の早期終結を望んでいるという。
香港市民支援愛国民主運動連合会副主席・蔡耀昌氏は、10月1日は中国の「滅亡の日」であり、建国記念日ではないという。異なる世代と異なる民族、および異なる身分を持つ人々はあるゆる迫害を受け、今はさらに酷くなっている。文革から「6・4」の学生運動まで、法輪功に対する弾圧は未だに停止しておらず、現在では十字架と教会を壊しており、良知ある人が中国の真の民衆の自由のために声を発することは中国の為であるとも話した。
蔡氏は法輪功学習者に再び感謝している。「法輪功学習者の友人たちに感謝します。かれらは弛まず努力し、如何なる困難と妨害があっても、継続的に声を出し続けている。あなたたちの努力が近い将来実を結ぶよう願っている」と話した。
邪は正に勝つことはなく、真善忍は希望を代表している
集会で前香港立法議会議員・馮智活氏は、10月1日は何も祝う必要はなく、政権を盗み取った中国共産党は私利私欲のために罪を犯す邪悪集団だという。法輪功学習者の集会は人間性の光り輝く一面を発揮していると称賛し、法輪功学習者に感謝しているという。「彼らは自分の身体と精神力で邪悪を恐れず、邪悪は暗黒で破壊を行ない、人類に対して害を与えている。彼らは愛の心を持ち、我々を守り、世界を守り、こ国を守り、私たちの人権を守っている」と話し、法輪功が人々に真・善・忍を教えているのはとても重要で、未来の希望を代表しており、「邪は最終的に正に勝つことができず、中国共産党は天罰を受けるだろう!」と話した。
前香港区議会議員・徐百弟氏は、法輪功学習者が平和と理性の精神をもって、中国共産党の暴力と迫害に対抗していることは、仁者の精神だと称賛した。「中国では『仁者無敵』(※)と言われている。法輪功学習者の友人たちの仁者の行為はきっと無敵であり、邪悪を圧し消滅させることができる」と話した。中国共産党は97年以後香港の伝統を破壊し、中国においても悪行を続けているが、必ず悪の報いに遭うと確信している。人々に呼びかけ、手を携えて正義の力で、中国人を苦難から救おうと述べた。
大法は伝統への回帰を率いて、中華民族を復興させる
台湾人作家の夏祷氏は、神州大地(中国)は70年の暗黒を経て、今日に至っている。世人は中国共産党が民族と人類を壊滅させようとする目的を見破り、かれらを包囲している。共産党は根本から腐っており、弔いの鐘はすでに鳴り始めている。法輪大法は人々を率いて伝統の正しい道に回帰し、中華民族を真に復興させようとしていると話した。
数人の香港立法議会議員からは録音の応援メッセージが送られ、集会で発表された。香港民主党主席の立法議会議員・胡志偉氏は、中国共産党が人民に人権、自由、平等、法治などの普遍的な価値を与えないなら、10月1日は祝う価値がないという。彼は法輪功学習者が19年にわたって迫害に反対する精神に敬服し、目下3億人以上の中国人民が共産党組織から脱退した成果を肯定した。「私は、多くの人民が共産党組織から脱退していることを信じている。まさに彼らは共産党の虚言を見破った。中国共産党はこの変化に直面し、必ず政治改革をしなければならない」と話した。
香港立法議会議員・林卓廷氏から贈られた録音メッセージでは、10月1日と言えば中国共産党政権が誕生して国民が迫害に遭う建国記念日は、実は滅国の日であり、「我々は歴史上の悲劇の真相を徹底的に調査し、歴史的な真相を復元させてこそ、未来に直面することができる。こうすることで我が中華民族は未来があり、希望を持つことができる。調査が早期に行なわれることを希望し、法輪功が受ける迫害などの人権の真相を含めて調査されるべきだという。
立法議員、臓器強奪を非難し、共産党組織からの脱退を呼びかける
香港立法議会議員・許智峯氏は、香港のすべての基本的自由と人権は中国共産党に侵害され、市民の選挙権、集会の自由、言論の自由、学術の自由など、各方面の自由が後退しており、任命された長官は共産党の政策を押し進めている。香港人と全世界の華人に、奮い立って中国共産党の迫害に立ち向かおうと呼びかけた。
許氏は、共産党の法輪功学習者への臓器強奪の悪行に注目している。「不道徳な行為は人倫に反している。もし一つの政権もしくは一つの政党が、人権の普遍的な価値に違反するようなことを行ない、市民の基本的権利を侵害したならば、この組織は必ず自国民に唾棄される。これは一つの趨勢であると確信する」と話した。
香港立法議会議員・梁耀忠氏は、10月1日は建国記念日ではなく、滅国記念日だという。「中国共産党は異なる政見を持つ人、および団体に最大限に弾圧を加え、目下、多くの友人が収容され、虐待され、誹謗中傷され、拷問され、臓器を強奪されている。今、我々は中国共産党の独裁政権の殺戮に対抗する必要がある」と話し、もっと多くの中国人に共産党組織からの脱退を呼びかけた。「私たちは共産党政権内部の目覚めている友人に、かれらの手先となって悪事を働かないよう、共産党組織から脱退し、かれらの勢力を弱めさせることを希望する」と話した。
パレードに沿道の観衆は震撼し、多くの真相を知りたい
集会のあと、千人の隊列は午後2時長沙湾遊技場を出発、九龍の繁華街を経由して、終点の尖沙咀フェリー乗り場に到着する3時間の道のりだった。パレードは五つの陣に分かれ、「悪を取り除き善を広げ、天下は太平である」、「法輪大法の平和の路」、「天は中国共産党を滅ぼし、三退は福である」が続いた。各種の横断幕とのぼり旗、天国楽団と腰鼓隊の演奏は、法輪大法の素晴らしさを現し、中国共産党の法輪功に対する迫害を暴いてい隊。壮観なる4パレードの隊列は、沿道の多くの人々を惹きつけ、彼らは携帯電話で撮影し、中国内陸部からの観光客の多くは共産党組織から脱退した。
中国四川省成都市から来た若者の王さんは、警察官がパレードの交通整理をするのを見て、中国と比べて不可思議だという。彼は真善忍を信仰することは間違っていないという。「私が思うには、法律や道徳に違反しなければ、信仰の自由を与えるべきだ」と話した。
広東省珠海新市からきた観光客の蔡さんは、壮観なパレードを見て感激した。彼は中国国内は情報を封鎖しているため、法輪功の迫害の真相を知ることができなかった。パレードを見た彼は香港にいる間はGoogle、Youtubeで法輪功に関する真相を多く見てみたいという。
浙江省から来た白さんは、パレードを称賛し、とても効果があるという。中国共産党は情報を封鎖していても、中国の多くの若者は真相を知っていると話した。
香港市民の唐さん夫婦は、法輪功学習者がパレードを通して訴えたいことは理解できるという。「天は中国共産党を滅ぼす!」と言っているが、これは人の自由で合法であり、香港には言論の自由があると話した。
70歳代の陳さんは携帯電話でパレードの様子を撮り続けた。彼は次世代の人に証拠として残したいという。「香港にはこのような自由な時があったということを次世代の人に知ってもらいたい」と話した。
中国からの観光客は三退する
脱党を支援するボランティアたちは、沿道で共産党からの脱退を勧めた。邪悪な共産党の妨害に遭わされたが、中国から観光で来ている多くの人々は真相を理解し、邪悪な共産党組織から脱退した。一人のボランティアは100人以上を脱退させた。
法輪功学習者でボランティアの谭さんは、パレードの列に沿って進み、歩きながら観衆に声をかけていたが、沿道で雇われた青関会のメンバーの誹謗中傷に遭った。男性2人と女性1人は谭さんに話しかけ、「中国共産党の度重なる運動は人を殺すためであり、古い思想・文化・ 風俗・習慣を打ち破ることは、中国五千年の伝統文化を破壊するためだ」と聞き、納得した3人は共産党組織から脱退した。
横で聞いていた一家3人に谭さんは、共産党による法輪功に対する迫害と、法輪功学習者の臓器が強奪され売買され莫大な利益を得ている真相を説明し、人が治めなければ天が治める、共産党のために汚名を負う必要はないと話すと、一家3人は潔く三退した。
※ 仁者無敵:(じんじゃむてき・仁徳の備わった人は、すべての人を慈しむので敵がいないの意味)