重慶女子刑務所の唐安智による学習者に対する迫害
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 【明慧日本2018年10月16日】重慶女子刑務所の女性警官の唐安智は、法輪功学習者を転向させるため、様々な残忍悲道な手段を使い、年配者の学習者であろうとかまわず、誰に対しても手を緩めず、迫害した。唐は法輪功の迫害に参与する受刑者に「死んだら、ござで巻くだけで大丈夫だ、それでいい」と唆(そそのか)した。

 以下は、法輪功学習者が自ら述べた内容である。すべては女性警官の安智が受刑者に指図し、法輪功学習者を次々と残忍に迫害した大罪行為に対しての暴露である。

 69歳の譚昌蓉さんの場合

 唐は1カ月以内に私を転向させようとし、4人の受刑者に私を罵らせ、殴るようにと指図した。唐は自らも私に対して暴力を加えたり、平手打ちを食らわしたりした。私は「あなたは学歴があり教育を受けたことがあるのに、どうして口を開く度に人を罵って殴るのですか。これは違法な行為です」と言うと、唐は「転向しないなら当然殴る。ここは刑務所で暴力機関だから、お前のような自由を失った者は、ここでは話をする権利などない。1日中雲を起こしたのに、雨を降らせない訳にはいかないだろう。そうだ、お前を罵ったが、訴えたければ訴えてみなさい。何も恐れないから18層の地獄に落とされるなら、それもよかろう、そこへ行くよ」と言い返した。


拷問の実演:スタンガンで電気ショックを加える

 私が法輪功を罵る「三書」を書かないため、唐は事前に用意したものを出して、同じものを書き写すように命じた。私が写さないため、唐はスタンガンで私の全身に向けて電気ショックを与えた。私の身体は傷だらけになり、監視役の皆でさえ私を見る勇気がなく、目を閉じた。

 ある日、唐は私を監視のモニターが付けていない部屋へ呼び出し、片足だけで立たせたままの姿勢を強制し、足を変えることを許さず、食事も禁止され、夜の12時にまで私を苦しめた。私は8時間以上、苦しめられ、しかも、夏の酷暑の中でついに倒れた。しかし、唐はわざと倒れたのだと言った。

 私は病気がないのに、唐と他の警官は私を押さえつけ、無理やりに薬を注ぎ込んだ。口をこじ開けられた時、数本の前歯があまりの衝撃で抜け落ちた。

 64歳の曹学均さんの場合

 私が刑務所に入所した当日、トイレの中で服を全部脱がされ、暴力を振るわれた。私が転向しないために、毎日動かずに立ったままの姿勢を強制され、暴力を受けた。暴力で腰を負傷して立っておられなくなり、地面に倒れた。唐はすべての受刑者を呼んで来て、私の倒れた様子を皆に見せ、写真を撮りながら、「無礼な行為だ」と言った。そして、受刑者に私を運動場に引きずって行かせ、強制訓練をするようにと指図した。その日は雨だったので私はびしょ濡れになり、泥まみれになった。

 唐は私を転向させようとし、毎日のように法輪功を中傷する文章を書くようにと強制した。しかし、私は書かなかった。そのため、睡眠を剥奪され、冷たい水をかけられ、便所の汚くて臭い雑巾を何度も私の口に詰め込んだ。他の警官が「それでも転向しないのなら、使用済の生理ナプキンをお前の口に詰めるぞ」と言った。

 法輪功学習者の王正芳さんが死ぬほど滅多打ちにされたことを、私は目撃した。そこで病院に運ばれて緊急措置を取り、生き返った。法輪功学習者の丁紅梅さんは、髪の毛を掴まれて、金属の枠に何度もぶつけられ、頭にたんこぶがいっぱいできて、顔が大きく腫れ上がったのを見た。

 69歳の李正英さんの場合

 私は何度も気絶したことがあった。ある日、受刑者らによる暴力を振るわれ、昏睡状態に陥った。受刑者らはすぐに唐に報告した。受刑者の劉燕は「唐警官がまた指図したよ、こいつはわざと死んだフリをしているから、外に担いで運動場に投げ捨てて、日光の下に晒(さら)せば、死んだフリなど出来なくなるだろう。本当に死んだら、ござで巻くだけで大丈夫だ、それでいい」と言った。

 毎日法輪功を中傷する映像を見せられ、法輪功と法輪功の師父を罵るように強制された。また、トイレの汚い雑巾を口に詰め込まれ、睡眠、洗面、トイレなどを禁止された。殴られたことによって、左の耳が聞こえなくなり、長期に小さな掌大の腰掛けに座らされ、臀部がうっ血しぼろぼろの状態になった。

 64歳の丁紅梅さんの場合

 高温の夏場に入浴することを許さず、またさらに、4キロもの重さがある分厚い布団を毎晩被せられ、隙間のないようにしっかりと縛り付けられ、大変な暑さと辛さだった。冬になると、今度はタライに水を一杯入れて、次から次へと頭からかけられ、息さえできなくなった。そして、濡れた服と靴はそのままで着替えをすることを許さなかった。そのため、私の足に水ぶくれができて、黄色の液体が流れ出た。

 2016年8月2日の朝、受刑者にいきなり殴られ、後ろの壁にぶち当たり、左の腕を骨折した。続いて、受刑者は笑いながらたらいに水を汲み、私の身にぶちかけた。2年過ぎたが、骨折したところの骨がずれたままで、未だにずっと治療もされず治っていない。

 以上は、暴露された重慶女子刑務所の数々のむごたらしい迫害行為であるが、これらのことは19年にわたり実施され、中国共産党が今もなお、法輪功学習者に対して行っている残忍な迫害の氷山の一角であるに過ぎない。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/9/9/373553.html)
 
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