山東蒙陰県の法輪功学習者2人が9カ月間拘禁
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 【明慧日本2018年10月19日】山東省蒙陰(もういん)県の法輪功学習者・カン紅霞さん(50代女性)と安連玉さん(50代女性)の2人は、沂水県高庄市場で人々に法輪功が迫害されている事実を伝えたため、警官に留置場に連行されて、カンさんと安さんはすでに9カ月間拘禁されている。拘禁の間、2人とも自白を強要され、拷問を受けた。2人の案件は検察庁に移され、裁判所に提訴されたが裁判所から差し戻された。しかし、公安局はいまだにこの2人を解放していない。

 カンさんは坦埠鎮西の西崖村に在住で、安さんは坦埠鎮来石万村に住んでいる。カンさんと安さんは法輪功を学んで受益し、心身ともに健康になった。しかし、中国共産党が法輪功迫害を引き起こしてからも、2人は法輪功を信じ続け、人々に法輪功の素晴らしさと法輪功が当局に誹謗中傷されていることを伝え続けたため、当局に連行され、拘禁され、殴打され、嫌がらせを受けるなど迫害された。

 2017年12月25日、カンさんと安さんは市場で人に法輪功の真相を伝えているとき、当地の警官に連行された。その後、警官はカンさんの家に行き家宅捜索をして、2袋ほどの私物を押収した。2人が沂水留置場に拘禁されたことを知った家族は、すぐに留置場に駆けつけて面会を求めたが、「すでに臨沂留置場に移した」と告げられた。

 情報筋によると、カンさんと安さんは留置場に拘禁されて間もなく、逮捕令状を出された。警官は2人を拷問しながら尋問をして、「俺らに従えば刑を軽くしてやる」と騙した。そして、法輪功の資料の出どころや、連絡する人の名前などを聞き出したという。その後、2人はいわゆる「この案件の書類」に拇印をさせられた。検察庁は『刑法』第300条を根拠とし、2人に対して「邪教組織を利用して法律の実施を破壊」という罪を被せ、裁判所に提訴した。しかし、裁判所はこれらの案件を差し戻した。

 そこで、2人は解放されるはずだったが、解放されなかった。公安局は新たな「証拠」を探し出し、2人を引き続き拘禁し、罪を被せようと企んでいるという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/9/29/375103.html)
 
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