【明慧日本2018年11月6日】(欧州=明慧記者・容法)「2018アジア欧州首脳会合」は10月18日、ベルギーの首都ブリュッセルで開催された。ベルギーとオランダの一部の法輪功学習者は同日の午後、会議に出席した中国の李克強総理を含む各国の首脳に向けて、中国共産党による法輪功学習者に対する迫害の停止を呼びかけた。沿道には「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」、「江沢民を法の下で裁こう」、「法輪功の迫害を停止せよ」という横断幕を大きく掲げ、同時にその前で法輪功の煉功動作を実演してみせた。
ベルギーの法輪功責任者・ニコさんは「私たちが今日、ここで活動を行っているのは、各国の首脳に中国で発生している法輪功学習者に対する迫害が、依然として続いていることを知ってほしいからです。私たちは中国に法輪功学習者に対する迫害の停止を要求し、同時に中国の李克強総理に、法輪功の修煉者が中国に限らず、欧州や世界中に多くいるということを知ってほしいからです。私たちは真・善・忍の理念で自分を律しています」と話した。
またさらに彼は「私たちは欧州の各国の首脳に強いメッセージを送りました。それは中国と経済のことや貿易のことで交渉する際に、その国の伝統文化や価値観を破壊している専制政権と交渉していることを忘れないでほしいということです。これらの伝統と価値観は法輪功学習者たちの準則になっているだけでなく、人類の文明社会の普遍的な価値でもあるということです」と話した。
行き交う人々は法輪功学習者たちの煉功に注目し、立ち留まっては見物し、法輪功の真相資料を受け取っていた。通りかかった多くの人が坐禅に興味を持った。昨今の慌ただしい社会の中で坐禅することで、精神的に落ち着かせ、健康になるよい手助けとなるよう願っているという。また多くの人は中国共産党による法輪功学習者の臓器を強奪して売買し、暴利を得ている犯罪行為に憤り、驚愕を受けると同時に、法輪功学習者に同情した。彼らはこれらの真相を家族や友人にも伝え、もっと多くの人に真相を知ってもらい、法輪功学習者が受けている迫害の早期停止を望んでいるという。