【明慧日本2018年11月28日】河北省保定市の法輪功学習者・韓俊徳さん(72歳男性)は2018年3月24日、車で衡水市故城高速道路の料金所を通過するとき、警官に連行された。その後、家族は1万元の保釈金を払い、韓さんは保釈された。しかし現在、永華中路派出所の副所長は韓さんを陥れようとし、韓さんに関する「証拠」集めをしているという。
韓さんは3月24日午前9時頃、近所の人と車に乗って山東方面に行こうとしたが、途中で故城高速道路の料金所を通るとき、故城県公安局の警官に止められ、検査を受けた。警官は韓さん達の車のトランクから法輪功の守り札を見つけ出して押収した上に、乗っていた車までも押収した。そして、韓さんと近所の人は警官らに公安局まで連行された。
当日の夕方6時30分頃、韓さん達は蓮池区公安分局に移送され、夜の10時に、永華中路派出所に送られ、尋問を受けた。夜の12時頃、近所の人は釈放されたが、韓さんはそのまま刑事拘留された。そのため、家族は1万元の保釈金を支払って、韓さんはやっと保釈されて帰宅した。
数日後、蓮池区公安分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と永華中路の警官ら数人は、今度は韓さんの次女の家(韓さん夫婦は次女と生活している)に行き、家宅捜索した。警官はそこで法輪功のDVDなどの私物品を押収した。
その後、韓さんは妻と一緒に毎日、公安局や派出所に行き、法輪功の真相を伝え、警官らに法輪功のことを理解するように話した。
しかし、韓さんの案件の担当者である永華中路派出所の副所長は、韓さん夫婦の話を全く聞かず、韓さんの案件を検察庁に渡した。しかし、検察庁に差し戻された。だが、副所長はこれを諦めず、いろいろな手段を使って証拠を集め、韓さんを陥れようと企んだ。
韓さんは法輪功を学んで、真・善・忍に従い、喫煙や飲酒などの悪い習慣を止めると、以前から患っていた病気も完治した。しかし、当局が法輪功迫害を開始してから、韓さんは数回も留置場に拘禁された。2000年、韓さんは保定市八里庄労働教養所に3年の間、拘禁されていた。その間、韓さんは不当に一方的に解雇された。2003年、警官らは再び韓さんを連行しようとした。警官から逃れるため韓さんはやむおえず、放浪生活を7カ月も続けた。かつて、韓さん一家は穏やかで温かい家庭だったが、1999年7.20以降、韓さんの家は常に監視されて、しじゅう嫌がらせを受けて家宅捜索されるなど、多くの迫害を受けた。一家は以前のような平穏な生活が出来ず、度々重なる嫌がらせを受けて、老いた母親は大変なショックを受けて倒れ、10年の間寝たきりの状態になっているという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)