【明慧日本2018年11月30日】(貴州省=明慧記者)貴州省安順市の70代の法輪功学習者・鄭居成さん(男性)が不当に10カ月以上拘禁され、2018年の初めごろ、懲役2年の実刑を宣告された。情報によれば、鄭さんは都匀刑務所で迫害を受けて、全身に大怪我をおった。
2017年4月30日、鄭居成さんが普定県内で、法輪功迫害の真相資料を配布していた時に連行された。最初、普定県拘置所に拘束されて、その後、普定県人民病院のリハビリテーションセンター(拘置所の警官による洗脳班の基地)に移送された。10カ月後、不当に懲役2年の実刑を宣告され、2018年の旧正月の直前に貴州省都匀刑務所に移送された。
都匀刑務所で受刑者の田建坤が警官の肖剣と王世軍の指示を受けて、鄭居成さんに冷水をかけ、真冬の季節の中でわざわざ1時間の間放置した。それが原因となり、鄭居成さんは病気を患った。都匀刑務所に拘禁されている法輪功学習者はわざと過酷な環境に身を置かされたため、70代の鄭居成さんは半身不随になった。最初、刑務所病院に送られたが良くならず、大小便を失禁するようになり、貴州省公安病院に移送された。
受刑者の馬开友と陳芳科は警官の肖剣や王世軍の指示を受けて、鄭居成さんを約1カ月の間、残酷なやり方で迫害し続けた。鄭居成さんが都匀刑務所病院に移送されてからも、交替で受刑者らからの迫害を受けた。中でも特に受刑者の馬开友と陳芳科の暴行が一番ひどかった。具体的な迫害は、貶(けな)す、罵る、指で目を掘り出す、鼻や耳を摘まむ、爪楊枝で鼻や耳を刺す、乳首を強く摘まむ、顔をびんたする、頭を殴る、拳で打つ、足で蹴る、睾丸を叩く、亀頭を包む、全身を摘まむ等の方法を用いて迫害し続けた。そのため、鄭居成さんの全身が傷だらけになり、迫害されて気を失ったり、正気を取り戻したりして、朦朧(もうろう)とした状態になっても、まだ迫害を続けた。その様子があまりにも残忍であったために、都匀刑務所病院の医者や他の受刑者らも見ていられなかったという。
これらの残酷な迫害の事実を隠すために、警官らは情報を封鎖し、迫害に参与した受刑者らに話し方まで指導し、統一させた。外部の者には鄭居成さんは「全能神犯罪者」であると嘘をついた。善良な外部の皆さんは、これらの残忍な迫害を受けている年寄りの鄭居成さんに関心を強くもっていただき、正義の声を是非上げていただきたい。そして、一刻も早くここから助け出せるように手を打って、鄭居成さんを助けてください。