内部職員への迫害に関与した王書卿が悪報に遭う
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 【明慧日本2018年12月4日】河北省承徳市農業科学研究所(現在農業科学院に変更)の退職者事務室兼人事課主任の王書卿は、首謀者の江沢民をはじめとする中国共産党の人員らに付き従ってきた。そして、1999年7.20法輪功への迫害が始まってからずっと、内部職員の法輪功学習者たちに対する迫害に関与した。そのために悪報に遭い、2016年に、はリンパがんを患って死亡した。享年60歳だった。

 以下は、王が内部職員の法輪功学習者・韓淑芬さんに対して行った迫害の一部始終である。

 2001年8月、王は「610弁公室」(江沢民集団が法輪功を迫害するため創立した違法な組織)に協力して、韓さんを承徳市洗脳班に連行して、迫害をした。

 2001年11月24日、韓さんは北京に行って法を実証した時に連行され、27日、地元派出所に連れ戻され、洗脳班に拘禁された。韓さんは修煉を諦めず、断食してこの迫害に反対した。しかし、王は「610弁公室」に協力して韓さんに対して洗脳(思想改造)をし、そして、韓さんが断食してこれに抗議をすれば、それに対して本人にとってとても辛い灌食を行った。

 2008年、オリンピックの開催前の7月13日午前、王は韓さんの夫を事務室に呼び出し、「610弁公室から電話があった。1万元の保証金を払え」と言って脅した。そして、自ら保証書を書き、「署名をすればもう連行しない」と韓さんに署名をさせようとした。しかし、韓さんはの無理な要求に妥協しなかった。当日の夜9時過ぎ、王は韓さんの家の扉を叩き、人がいるかどうかを確認した後、11時頃、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の楊久奎隊長と一緒に15、6人の警官らを引き連れて、韓さんの家にやって来て、玄関の扉を蹴破り部屋に押し入った。そして、下着しか身に着けていない韓さんをベッドから引きずりおろしてそのまま手錠をはめ、帽子をかぶらせ、布切れで口を塞ぎ車に押し込んで、承徳市留置場に送った。

 留置場で、警官らは韓さんの腕をベッドの鉄柱に押し当て、手錠をかけた。当時、韓さんは下着とショートパンツしか身に着けておらず、靴下も履いていなかった。そして、楊と王は他の警官と一緒に、韓さんの家の中を家宅捜索し、写真を撮り、大法の書籍やDVDと法輪功師父の写真を全部押収した。韓さんの家で法輪功の迫害資料を見つけた時に、王は大笑いをした。

 2009年3月3日、韓さんは石家荘女子刑務所に送られ、3年の間酷い迫害受けた。解放された後、韓さんは王に真相を伝え、これ以上、迫害に参与しないようにと説得した。しかし王は全く聞こうとせず、その上、大法と師父に暴言を吐いた。韓さんが自分の退職金のことを問い正すと、王は韓さんを事務室から追い出し、突き飛ばした。王は韓さんに給料を支払うどころか、かえって「610弁公室」を使って韓さんを脅した。そして、「610弁公室」に協力して、人を使って韓さんを2カ月もの間、監視し続けた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/11/375640.html)
 
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