師父は深山で道に迷った私たちを助けてくださった
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文/遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2018年12月22日】私は60代の大法弟子です。大法を修煉してもう20年になります。修煉の中で様々な不思議な体験がありますが、私にとって未だにある忘れ難い出来事があります。

 4年前の秋、私と3人姉妹は実家から30キロ離れた深山に胡桃(くるみ)を拾いに行きました。山奥で胡桃を拾っているうちに、日が暮れてしまいました。ますます暗くなった時、私たちは方向感覚がなくなり、東西南北を判明できなくなりました。私を除く3人姉妹は泣いたり、焦ったり、怖がっていました。

  私たちは早く山から出ようと思って、休まずに歩き続けました。しかし、いくら道を探っても山から出る道が見あたりませんでした。焦る気持ちのせいかもしれませんが、余計に疲れお腹も空きペコペコで、もう歩く気力もありませんでした。4姉妹は互いに見合って悲しくなりました。

 私は今夜ここに泊まるしかないと思った途端、師父のことを思い出しました。私は3人姉妹に「今すぐ『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を念じましょう」と話しました。3人姉妹は何も考えずに、すぐ念じ始めました。私は「師父、自宅に戻る道を示してください」と心の中で師父にお願いしました。

 しばらくすると、私の眼前にある光が見えました。光は強くないのですがはっきりと見えています。私はすぐわかりました。師父が道案内してくださったのです。私は姉妹に「あなた達は静かにして、私の後ろに着いて来てね」と言いました。

 私はこの光について歩きました。一つの山を越え、さらに山の下道に向かって歩いて行きました。やっと深い、深い山から抜け出てきた時、光が見えなくなりました。私をびっくりさせたのは、この道は今朝、私たちが山を登った時と同じ道でした。姉妹は嬉しくて涙が出ました。

 この大きな道に出て来た時、私は師父が助けてくださったことを姉妹に話しました。皆が「李先生、ありがとうございます。感謝致します!」と師父にお礼を言いました。救われた私たちにとって、師父に対する感謝と尊敬の気持ちは、どんな言葉でも言い表すことができません。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/25/377621.html)
 
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