内モンゴルの李久成さん 不当に懲役4年の実刑判決
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 【明慧日本2019年1月9日】(内モンゴル=明慧記者)内モンゴル自治区モリンダワ・ダウール族自治旗の法輪功学習者・李久成さん(55歳男性)が1年以上にわたり不当に拘禁され、その後、内モンゴル保安沼刑務所に送られた。

 2017年7月末、中国共産党の第19回全国代表大会が開催する前、内モンゴル自治区の命令の下で、モリンダワ・ダウール族自治旗公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、610弁公室、派出所の警官らは政治を安定維持する目的のためという名義の下で、法輪功学習者たちを監視したり尾行したり、家宅捜索をした。7月27日午後、公安局の副局長・鄂鉄柱、610弁公室の人員と派出所の警官ら20人余りが出動して、法輪功学習者の李久成さん、王代才さん、李久竜さん、敖栄華さん、盧恵常さん、康麗静さんたち6人を連行した。

 李久成さん、王代才さんの2人は内モンゴルアロン旗留置場に送られた。王さんは16日間拘束され、5000元をゆすり取られ、保証人を立てて尋問を待つという条件付きで解放された。9月ごろ李さんはアロン旗留置場からモリンダワ・ダウール族自治旗留置場に移された。

 拘禁期間中、留置場側は李さんに家族との面会を許さず、李さんに暖かい服を送ることさえも許さなかった。また、留置場側は李さんが連行された時に着ていた服を捨てられたため、李さんは留置場側で買わされた薄い服を着ているという。

 10月29日午前8時ごろ、李さんの母親と弟は留置場に李さんと面会するために行った。3日後の11月1日、留置場の警官が家族に李さんを内モンゴル保安沼刑務所に送ったことを告げた。李さんがアロン旗留置場とモリンダワ・ダウール族自治旗留置場で拘禁された期間は1年3カ月に及んだ。

 2018年3月6日李さんの裁判が行われ、弁護士は法律に従い無罪の弁護を行った。現地の中級裁判所や検察庁の人員は中国の憲法と法律を踏みにじり、同年8月中旬頃、李さんに対して懲役4年の実刑判決を言い渡した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/6/376747.html)
 
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