安徽臨泉県の趙雲彬さん 3年6カ月の実刑判決
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 【明慧日本2018年12月14日】安徽省臨泉県の法輪功学習者・趙雲彬さんの妻は2018年11月26日、阜陽市留置場に拘禁されていた夫に衣類を渡そうとした際に、「この人はここにはいない」と留置場の警官に告げられた。調べたところ、趙さんはすでに懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡され、10月26日に宿州刑務所に移送されたことが分かった。

 趙さんは臨泉県譚棚鎮の村民である。2017年1月20日、趙さんは国道102号線の傍で法輪功迫害の真相が書かれた横断幕を掲げていたところ、現地の派出所の警官らに連行された。その後、銃器やスタンガンを持つ十数人の警官らに住宅のドアを壊され、不当に家宅捜索を行われ、多くの個人財産を押収された。趙さんはまず洗脳班に入れられて、これまでの法輪功のすべての事に対して思想改造するように強要され、その後、阜陽市留置場に8カ月間拘禁された。

 2017年12月12日午前、阜陽市潁州区裁判所は趙さんに対して裁判を行った。弁護士の有力な弁護に対して、裁判長も告訴人も答弁できなかった。2018年1月17日、裁判所は再度開廷し、法曹界の関係者ら計二十人以上が入廷し、多くの私服警官も傍聴席に座った。

 裁判が始まると、裁判長は弁護士と趙さんの発言を2回も中断させ、警官も「弁護士は出ていけ!」と大声で怒鳴った。しかし、弁護士の弁護に対して反論した人は誰ひとりもいなかった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/12/1/377893.html)
 
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