ウィーチャットで真相を伝えた黄代淼さんに懲役4年
■ 印刷版
 

 【明慧日本2018年11月29日】湖北省宜昌(ぎしょう)市夷陵区の法輪功学習者・黄代淼さんは、ウィーチャットのグループチャットで大法真相を伝えていたため、2018年4月12日、懲役4年と1万元の罰金を言い渡された。黄さんは判決を不服として控訴したが、2018年7月20日、中級裁判所は控訴を却下し、またもや、原審維持を言い渡した。

 黄代淼さん(男性)は、中国共産党の法輪功に対する19年間にわたる迫害の中で、たびたび警官により連行されて拘禁され、迫害された。1967年5月12日生まれの黄さんは大卒で、三峡観光職業技術学院の職員である。2013年5月30日、黄さんは15日の間不当に行政拘留され、2017年5月12日、夷陵(いりょう)区政府に15日間行政拘留され、2017年5月26日、不当に刑事拘留された。その後、2017年6月30日に逮捕許可が出され、現在、宜昌市夷陵区留置場に拘禁されている。

 判決書によると「2017年1月~5月、黄さんは宜昌市夷陵区でウィーチャットのアカウント『wxid―ko6bi340uot002』(ウィーチャット番号hdm552449137、ニックネーム「華夏正道」)を用いて、チャットグループ(アカウント「7720589006@chartroom」)を登録した。そのグループ名は『心を正して災難から遠ざかる』となっており、参加者は23人で、黄さんをグループのリーダーとしていた。黄さんはグループ内でファイル「1036260905173beacc262243.mp41657261004173beacc2616574.mp4」などの法輪功の音声とビデオファイル37個を送信し、それらの音声とビデオファイルの中には法輪功を宣伝する内容があり、その時間は合わせて601分18秒である」という内容であった。

 不当に判決を下された後、黄さんは自らの行為は犯罪に当たらないとして控訴し、二審で法律に基づいて無罪判決を下すよう求めた。

 湖北省宜昌市中級裁判所は2018年7月20日、控訴を却下し、原審維持を言い渡した。裁判長は飛翔、裁判官は呉如玉と韓 璐、書記は董艶だった。

 1999年7.20、中国共産党が法輪功を迫害してから、明慧の概算の統計によると、宜昌地区では少なくとも219人もの法輪功学習者が迫害されている。その中で不当に判決を下され、労働教養を科された人は64人、思想改造施設に拘禁された人は56人、3人以上の学習者が精神病院に入れられ、ひどい迫害を受けた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/8/376829.html)
 
関連文章