鄒華蘭さんに懲役2年の有罪判決
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 【明慧日本2018年12月16日】重慶市長寿区の法輪功学習者・鄒華蘭さん(67歳)は2018年10月18日、貴州省桐梓(とうし)県裁判所によって不当に開廷され、11月9日に懲役2年の有罪判決を言い渡された。

 2017年7月6日、鄒さんは夏の暑さを避けるために貴州省桐梓県花秋鎮楽景村にやって来た。その日、鄒さんは旅館のチェックインを済ませた後、地元の人々に法輪功の真相を伝えた。また翌日、町で真相を伝えていた時、楽景村の村長の妻に通報された。

 7月7日夜8時頃、7、8人の警官らが旅館にやって来て、身分証明証を確認するとの理由で、鄒さんが宿泊している部屋を不当に捜索した。部屋で資料を見つけた後、警官らは鄒さんを派出所まで連行し、翌日遵義市第二留置場に移送して不当に拘禁した。

 2017年8月8日、鄒さんは逮捕され、9月28日、桐梓県検察庁は鄒さんを陥れるための「書類」を桐梓県裁判所に送付した。2017年12月5日、北京から来た弁護士が貴州省桐梓県裁判所に行ったが、裁判所は開廷の延期を決定した。

 2018年1月と4月に、桐梓県検察庁は2度もこの案件の審理期間を延長するようにと要求し、同年8月、遵義市中等裁判所は審理期間をさらに11月10日まで延長することを許可した。

 2018年10月18日、桐梓県裁判所は開廷し、法廷で、北京から来た弁護士は鄒さんの無罪を主張したが、11月9日、桐梓県裁判所は鄒さんに懲役2年の有罪判決を言い渡した。

 鄒さんは重慶長寿農機具会社を退職した元従業員である。多くの慢性疾患を患っていた鄒さんは、法輪功を学んだ後、真・善・忍の基準で自らを律し、どんなときでもどんな場所でも他人の為に考え、仕事場でも、家庭の中でも人に優しくし、道徳心を高めるように努めた。そうしている内に、長年悩まされてきた慢性病が全て治り、その後、彼女は再び病にかかることもなくとても健康になった。

 1999年7月、江沢民集団は法輪功に対する迫害を発動させた。鄒さんは真・善・忍の信奉を堅持し、法輪功の為に正義の声を上げた。そのために、何度も不当に連行されて迫害された。1999年10月18日、鄒さんは不当に労働教養1年を強いられ「転向」を拒否したため、労働期間はさらに8カ月間延長された。2001年11月中旬、鄒さんは長寿県の洗脳班に拘禁され、その後さらに、労働教養2年を科された。2006年8月25日夜10時半頃、鄒さんは自宅で連行され、同年9月、またしても労働教養1年6カ月を科された。

 また、2015年1月17日、渝北区公安支局洛磧派出所の警官は鄒さんを連行し、1年9カ月間拘禁した後、渝北区裁判所は懲役1年9カ月の有罪判決を言い渡した。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/20/377392.html)
 
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