【明慧日本2018年11月23日】黒龍江省大慶市の17人の法輪功学習者の全員が、2018年11月9日の同日、不当に一斉に連行された。情報筋によると、今回の連行は大慶市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の馮海波の指示によるもので、各公安支局の警官らがスーパーバイザリーコントロールの機器を使用して、尾行するなどの手段を用いて、法輪功学習者に対してしじゅう監視した。これらの一斉連行はブラックリストに基づいて実施されたという。現在のところ、連行された法輪功学習者の具体的な詳細については、調査中である。
17人の法輪功学習者の氏名は、エン玉珍さん、戴益さん、孟繁栄さん、瞿延来さん、王菊艶さん、趙文広さん、鄭紅軍さん、杜業誠さん、呂冠茹さん、唐増葉さん、白玉福さん、張立新さん、金廟慶さん、金威さん、劉福林さん、陳麗萍さん、都さんの人達である。警官らは法輪功学習者・趙秀英さんの勤務先に行き、連行しようとしたが、ちょうど趙さんが席を外していたため、連行をまぬがれた。妻と一緒に連行された孟繁栄さんの夫は、学習者でないため拘束されず、現在は帰宅している。
◎11月9日午前7時過ぎ頃、大慶市乗風九区のエン玉珍さんは自宅から不当に連行された。
◎11月9日午前7時頃から、法輪功学習者・戴益さんとの連絡が取れなくなり、午後、戴さんが大慶市乗風公安支局まで連行されたことが分かった。
◎11月9日午前8時過ぎ、大慶市緑地国際城に住む孟繁栄さん夫婦が出かけようとしていたところを、扉の外で待ち伏せしていた警官らに連行された。しばらくして、孟さんの夫は解放されたが、警官は再び孟さんの家に行き、パソコンと法輪功の書籍などを押収した。
◎11月9日午前9時頃、大慶市竜鳳区の法輪功学習者・瞿延来さん(40代)は、自宅で大慶竜鳳支局の警官により連行された。警官は瞿さんの家から車が満車になるぐらい、多くの私有する物品を押収した。上海交通大学を卒業した瞿さんは、独身で、2002年9月30日に拘禁され、2007年9月29日に解放された。5年間、瞿さんは刑務所で苦しみと恥辱を嘗め尽くした。そして、この理不尽な判決に対して、長期にわたり断食して抗議した。苦難の中で断食して抗議した瞿さんは、自分の生命でもって法輪功の潔白や真実、偉大さを実証することを冷静に、理性的に選択した。しかしまたも、2018年11月9日に連行された。
◎11月9日午前10時頃、大慶市東湖区公安支局の警官らは、法輪功学習者・陳麗萍さんの家に押し入り、陳さんを連行し、家宅捜索を行った。
◎11月9日朝の6時~7時の間、法輪功学習者・王菊艶さんは自宅で、東安支局の警官らにより不当に連行された。
◎11月9日朝6時50分、大慶市東安公安支局の警官ら11人が、趙文広さんと鄭紅軍さん(夫婦)の家に押し入り、家宅捜索を行い、子供が登校することを拒否した。趙さんは何度も子供を登校させるようにと求めたが、警官は「上からの指示に従う」と言った。8時30分になって、ようやく子供の登校を許可した。これらの騒動のため、鄭さんは心臓病の症状が現れ、救急車を呼んで病院に運ばれた。警官はこのすべてをビデオ撮影した。
◎11月9日午前10時過ぎ、湖濱教師花園に住む法輪功学習者・杜業誠さんは、自宅から警官により連行された。
◎11月9日午前中に、法輪功学習者・呂冠茹さん、唐増葉さんは連行された。
◎11月9日昼ごろ、大慶市東湖区の法輪功学習者・白玉福さん、張立新さん、金廟慶さん、金威さんは不当に連行された。情報筋によると、白さんの自宅マンションの周囲は今でも警官らに包囲され、監視されているという。
◎11月9日午後3時過ぎ、法輪功学習者・劉福林さんは連行された。
◎11月9日、大慶市新村の法輪功学習者・都さんは連行された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)