真にこの世で、誰が犯罪を犯しているのか?
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文/遼寧省の真相のわかっている人

 【明慧日本2019年1月11日】2017年5月のある日の夜、遼寧省某市の派出所に1人の男性から電話がかかってきました。「法輪功学習者を捕まえた、はやく来てください」

 警官が現場に行くと、30代の男性が年配の法輪功学習者を捕まえていました。男性は興奮気味にパトカーに触れながら、人生の中で初めてパトカーに乗ると嬉しそうに話しました。警官は「パトカーにさわらないで!」と警告しました。

 派出所につくとこの男性は別の個室で供述を取ることになり、年配の学習者はこのオフィスで警官と話すことになりました。

 この年配の学習者は「あなた達の質問に対して、私は答えないこともあります。答えない場合は、すべてあなた方が罪を犯さないためです」と話しました。警官は年配の学習者の個人情報について尋問しましたが、年配の学習者は答えませんでした。しかし、法輪功が迫害された真相については、この年配の学習者は根気よく回答しました。しかも、彼女は「私は主役を演じるのです。大法弟子は現代社会の主役であることを師父が教えてくださいました」と付け加えました。警官らは主役を演じるということは、つまり、彼女の言った通りに物事をやらないといけないと理解し、納得しました。警官らはこの年配の学習者の言っている事にとても敬服しました。真相を伝えることによって、警官らは今現在、法輪功が中国では合法的なものであることがわかりました。

 その後、この年配の学習者はタクシーで自宅に戻りましたが、通報したあの男性は3時間に及ぶ供述を取られました。なぜかというと、あの男性はこの年配の学習者を捕まえた時、彼女を傷つけたため、警官はこの事件の経緯を詳しく調べていました。もしこの年配の学習者に何かがあった場合、派出所には全く関係なく、この男性が全責任を負わないといけないと考えたからです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/6/3/349086.html)
 
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