遼寧省海城市の高校講師が身柄を拘束される
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 【明慧日本2018年9月8日】遼寧省鞍山市海城市南台高校の講師・王宏柱(または王洪柱と書く)さんは、2018年8月22日夜8時ごろ、職場から用事があると呼び出されて学校に行くと、市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)および騰鰲支局の警官らが待っていた。

 警官らは王さんの妻の情報を知りたいということを口実に、捜査令状など何も提示しないまま、不当に家宅捜索を行い、大量の私物を押収した。また、王さんの別の場所の貸家から現金3万元以上(およそ50万円以上)、ノートパソコン、デスクトップパソコン、ステレオおよび携帯電話3個、王さんの母親の生活費の5千元(およそ8万円)までも押収した。

 現在、王さんは南台留置場に拘禁されている。

 王さんの妻も8月22日9時ごろに嫌がらせを受けた。市国内安全保衛部門および騰鰲支局の警官ら十数人は王さん宅に侵入し、不当に家宅捜索しようとした。王さんの妻は捜査令状の提示を求めただけで、身柄を拘束された。当時、王さんの妻は下着しか着ておらず、着替えも許されず、下着の上にコートを引っ掛けたままで、手かせを掛けられ、強制的に騰鰲支局に連行された。家には2人の警官が残り、待機した。

 その後、王さんの妻は一度家に戻されたが、警官らにより家の隅々まで不当に家宅捜索を行われた。その結果、法輪功の関連書籍20冊以上、王さんの妻の仕事用のパソコン、USBメモリ、MP4プレイヤーなどが押収された。

 警官は再度、王さんの妻を騰鰲支局に連れて行き、拇印を押させ、写真を撮った。「これからまだ法輪功を学ぶのか?」、「ほかの学習者と連絡しているのか?」、「インタネットを使っているのか?」などの質問をし、深夜0時ごろ、ようやく王さんの妻を家に帰らせた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/29/373065.html)
 
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