【明慧日本2019年2月1日】
生命の転換
30年後の2002年に、ジェイナさんに生命の転換が待ち受けていました。それはその年に、法輪功のことを聞いたことでした。当時は、西オーストラリアの西南地方のデンマークという町で生活しており、状況はよくありませんでした。1998年にジェイナさんは元の夫と離婚し、4人の子供を引き取りました。
2002年のある日、町に1人の武術の師範役がやって来て、電気療法を行いました。ジェイナさんも治療に行きました。なぜなら膝がひどい関節炎で、さらにさまざまな婦人病もあり、その中には不治の病である子宮内膜症を患っていました。当時のジェイナさんは酒に溺れ飲んだくれていて、お酒をいつもやめようと思いましたが、禁酒は長続きしませんでした。
ひざの治療をしているうちに、武術師範役が「法輪功」の功法を学んでいることを知りました。奇妙なことに目を閉じると回転する宇宙が見えて、それを感じ取りました。
治療が終わった後、武術師範役が法輪功を学ぶように勧めました。ジェイナさんは当時、武術師範役の提案を受け入れず4カ月後になって、やっと本当に法輪功を学び始めました。
3回功法を学んだ後に、一生涯で無意識に探し求めていたものが、やっと見つかったとわずかですが感じました。心から法輪功を学ぶことに打ち込み、全神経を集中させました。同日に『轉法輪』という貴重な書籍を初めて開きました。そしてその後の長年の修煉の中で、奇妙な出来事が次から次へとやって来ました。
そのおかげで、ジェイナさんは何年もやめられなかった飲酒の悪癖をやめることができ、さらにそれ以後、一滴のお酒も飲まなくなりました。
ある時、師範役が先生の説法のDVDをコピーしてくれ、DVDプレイヤーを2台準備し、テレビをつけてコピーの準備をしました。すぐにテレビに先生が大手印を打たれている画面が現れ、私は手印の意味がわかり、とても感動し、涙が流れました。ちょうど私がテレビの画面に吸い寄せられていた時、師範役がテレビの前まで私を呼んできて、2台のDVDプレイヤーがまだテレビに接続されていないのを指差して、私に確認させましたが、それでもDVDの内容はすでにテレビに映し出されていました。彼はわけがわからずに途方に暮れていました。私は彼に「この奇跡は師範役のおかげです。なぜかというと、私はもう自分の奇跡を見ていますから」と伝えました。
子宮内膜症を患っていたために、ジェイナさんはかつて5年に及ぶ期間、仕事ができず正常に歩くことさえもできませんでした。この種の病気は不治の病とされ、子宮摘出手術ができるだけで、さらに一生ホルモン剤を服用します。法輪功を学んだ後、ジェイナさんは完治し、さらにアルコールと覚せい剤に頼ることも必要なくなりました。
ある日、夫と私がマイクロバスを運転して家に急いでいました。突然前方から、猛スピードで走って来た大型トラックの上から死んだ大きなカンガルーが落ちてきて、マイクロバスに向かって飛んできました。するとマイクロバスの左側の前後の車輪が突然浮き上がり、そのまま、カンガルーがマイクロバスの底面の下を通り過ぎ、誰もケガをせず、マイクロバスもまったく破損しませんでした。その日は夫も「あれは本当に奇跡だった」と感嘆しました。
法輪功を学ぶ前の1998年、ジェイナさんは元の夫と離婚し、4人の子供がいました。離婚の訴えは5年の間訴え続けても、結論がでませんでした。ある日機会を見つけて、法廷で裁判長と弁護士に法輪功について伝え、30分間話し合い、裁判長はまじめにジェイナさんにお礼を言いました。その後、前夫との間で離婚の案件がこれ以上蒸し返されることはなくなり、この案件は停止し、離婚が成立しました。
私と今の夫は共に再婚同士です。私が前夫の苦痛から離婚したように、今の夫も前妻の苦痛から離婚しました。『轉法輪』を学んだ後、「真・善・忍」の基準に基づいて自分を律することを私は完全に信じました。前夫は以前、いつも法輪功と私を誹謗中傷し、その後、ベル麻痺で顔面神経麻痺になり、顔の右側が麻痺しました。私は憐憫の心が生まれ彼に付き添い抱きしめ、彼に『轉法輪』を渡して読むように言いました。夫は法輪功を学ばず、少し読んだだけでしたが、それでも6カ月後には、彼の顔は正常に回復しました。現在、私たちはすでに平和的に付き合うことができるようになりました。さらに嬉しいことに、彼は法輪功を学ぼうとしています。彼は今はよく私と子供たちに会いに来てくれ、私も彼の手助けをよくします。今年（2012年）の初めに彼はレントゲンを撮り、肺に影があることがわかりました。MRIを撮った翌日、彼に神韻についての報せを伝えると、彼も見に行きたいと言いました。数日後の再検査で、医者は彼のこれまでの症状が消え、すべてが正常であると伝えました。彼はこの知らせをわざわざ走って、私に知らせに来ました。
（完）
