連行され1年7カ月後の王斌さんに 8年の実刑判決
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 【明慧日本2019年2月3日】広東省江門市の法輪功学習者・王斌さんは、2017年5月22日に地元の610弁公室の警官らに連行され、家宅捜索を受け、江門市留置場に拘禁された。

 王さんが迫害されて1年7カ月後、先日、家族は弁護士から送られてきた江門市蓬江区裁判所の『刑事判決書』を受け取った。裁判所は王さんがVIVO社と中興通訊社の携帯電話でウィーチャットのアカウントを開設し、チャットグループ内で真相を伝えたことを理由に、王さんに懲役8年の厳しい実刑判決を下し、さらに3万元の罰金を科した。

 王さんは1996年に法輪功を修煉し始めた。中国共産党が法輪功に対して残酷な迫害を発動してから、王さんは法輪大法を修煉し、真・善・忍を信奉するため、度々警官に尾行されたり、妨害されたり、電話を盗聴された。そして労動教養所に拘禁され、残虐な拷問を受け続けた。

 2000年、王さんは江門市内で真相資料を配っていた時、不当に連行され、三水労動教養所に3年間拘禁され、様々な非人道的な拷問を受け続けた。

 2006年11月1日の夜10時頃、王さんは法輪功の真相を伝えている際、真相を理解していない人に通報された。そして、江門市610弁公室と花園派出所の警官らは、王さんの自宅に押し入り、王さんを殴打し、家宅捜索を行い、三水洗脳班に連行した。そこで王さんは6カ月にわたる迫害を受けて、やっと釈放された。

 2017年5月22日に留置場に拘禁されてから、王さんは身体検査を強要され、拷問を受けた。警官らは重さ十数キロ、長さ80センチの鉄製の重りのついた足枷ををはめ、王さんの両足が80センチだけ開くようにした。そして足枷をはめたまま階段を上るように強要した。そのため王さんの両足は、血だらけになり、体中がひどく痛めつけられた。

 王さんの妻・梁金友さんはすでに香港に移住し、各業界の正義ある人々に呼びかけて、1日も早く解放されるよう、夫に助けの手を差し伸べるように求めている。

 王さんの11歳の娘は親戚の家に預けられている。娘は毎日1人でバスに乗って学校に通い、朝食も昼食も学校で食べ、夕飯は学童センターで食べている。それから宿題が終わるとやっと親戚の家に帰るような生活を送っている。娘は両親に会いたくて、毎日寂しい思いで両親の帰りを待っている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/1/7/380115.html)
 
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