【明慧日本2018年3月26日】山東省乳山市の法輪功学習者・鄭旭飛さん(42歳男性)は、法輪功についての真相を伝えただけで、現地の裁判所に懲役4年の実刑判決を宣告された。鄭さんはこの判決を不服として、威海中級裁判所に上訴した。先日、威海中級裁判所担当の裁判官が弁護士に依頼するかどうかを鄭さんの弟に聞いたという。
鄭さんは体育の教師で、休日に法輪功の真相を伝える活動をしていた際に、不当に連行され、酷い迫害を受けた(以前に報道された)。
2017年7月14日午前、鄭さんは街で真相を伝えていた際、私服警官に通報された。暫くして、パトカーが来て、鄭さんを連行した。1カ月も経たないうちに、鄭さんを罪に陥れる書類は検察庁に提出された。
書類には、鄭さんに前科があるという、事実と反する捏造された内容があった。「鄭さんが2015年8月13日に連行されたことがあり、10日間拘束され、1千元の罰金を科された。手指の押印はなかったものの、鄭旭飛という名前のサインがある」と書類に書かれていた。弁護士が鄭さんに確認すると、鄭さんは「ありえないことです。私はサインをしていない」と答えた。弁護士は「本人のものかどうか、筆跡鑑定をしてほしい」と申し出た。
鄭さんの家族も、鄭さんが2015年8月に連行されていないという書面での証明書を作り、書留で検察庁に郵送した。
2017年12月1日午後、乳山市裁判所で鄭さんの裁判が開かれた。弁護士も鄭さん自身も法律や道徳の角度から「法輪功を修煉することは違法ではないし、社会にも真・善・忍という普遍的な価値観が必要です」と素晴らしい弁護をしたが、控訴人は無理やり求刑を求めた。
法曹界内部の情報によると、乳山検察庁、裁判所の関係者らは政法委や610弁公室の圧力により、鄭さんに懲役4年の実刑判決を宣告したという。