善良な女性が駅で連行 父母泣きながら旧正月を送る
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 【明慧日本2018年3月15日】旧正月の前、ハルビンの法輪功学習者・蔡偉華さん(45歳女性)は年配の父母と一緒に旧正月を過ごすため、喜んで実家に向っていたが、身分証を通した際に法輪功学習者という記載があったため(身分証を作る際に警察が入れた情報、)駅で不当に連行され、未だに解放されていない。

 突然の打撃を受けた年配の父母は旧正月を過ごす気力がなくなり、それ以降、ため息ばかりが出て、涙が止まらない毎日を送っているという。


蔡偉華さん

 今年の2月6日午後2時ごろ、蔡さん夫婦2人(夫は未修煉者)は父母と一緒に旧正月を過ごすため実家に帰る途中、ハルビン香坊駅で安全検査を通してから、待合室で電車を待っていた。その時、警官が写真入りの紙を持ち汗びっしょりになって誰かを探していた。蔡さんを見つけ、バッグを開けるように命じた。2人は鉄道交番に連れて行かれ、警官は「おまえを探し出せなかったら、大変なことになるところだった」と言った。もう1人の若い警官は態度が横柄で、法輪功を誹謗中傷しながら、自身が正に赤い邪な魔だと自称した。

 蔡さんの所在地の鉄東派出所の警官は、蔡さんの夫に法輪功を誹謗中傷する文字を書くように強要した。

 当日、鉄路派出所および住宅区の1人の女性役人など十数人が、蔡さんの自宅に押し入り、不当に家宅捜索し、法輪功創始者の写真、法輪功の関連書籍40冊あまり、ノートパソコン2台、プリンター、移動ハードディスクドライブ、携帯電話4台、USBメモリ、コピー用紙など私物品を押収した。翌日、警官は上述の物を蔡さんの家に戻し、並べて録画撮りして再度持ち帰った。

 当日の午後2時から翌日の午前3時まで、蔡さんはずっと尋問され、自白を強要された。7日の夜、ハルビン第二留置場に入れられ、不当に刑事拘留された。

 蔡さんは現在、211号厳管室に監禁され、昼間はずっと座らされ、夜は40人あまりが詰めて横になり、3時間ごとに皆同時に寝返りを打たせ、トイレに行く事も制限されている。

 蔡さんは法輪功を放棄するよう強要され、他の受刑者と共に留置場のルールを暗記し、暗唱するよう強要された。ルールを暗唱すると、自分が犯罪者だと認めていることになる。しかし暗唱しなければ、同室の受刑者も連座され罰を与えられ、逆に皆を痛めつけることになる。

 蔡さんは大学を卒業し、ある国営企業の会計士である。法輪功修煉者として、蔡さんは無私でかつ楽観的であり、人を助けることが好きである。

(注:法輪功修練者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/3/362456.html)
 
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