重慶の任祥蓮さん 家族との面会を剥奪される
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 【明慧日本2018年3月24日】重慶市渝北(ゆほく)区の法輪功学習者・任祥蓮さんは不当に拘禁された。2017年12月5日、留置場から衣類を届けてほしいとの知らせが届いた時、家族はやっと任さんが裁判所に懲役3年の実刑判決を宣告され、しかも、もうすぐ九龍坂女子刑務所に移送されることを知った。しかし、家族は面会を許されなかった。

 留置場側は「2カ月以降に刑務所での面会が可能だ」と言った。

 2018年2月初め、つまり旧正月の前に家族は刑務所に電話を入れ、「いつ面会できるのか?」と聞いたが、刑務所側は「任祥蓮が転向しないため面会を許さない」と言った。

 2016年7月13日午前、任さんは北大街のペット市場で法輪功の資料を配った時、警官に連行されて不当に家宅捜索を受け、資料を押収された。その後、任さんは行方不明になったが、家族は警察側からいかなる知らせも公文書も受け取らなかった。

 その後、任さんが不当に渝北区留置場に拘禁されたことがやっと分かった。そして、連行に参与したのは渝北区610弁公室の警官、街道弁事処の人員、そして警官を手助けした者達が5、6人いたことも分かった。

 2017年12月5日に、留置場側が任さんに衣類を届けるようにと知らせてきた時、家族は初めて任さんがすでに懲役3年の実刑判決を宣告されたことを知った。しかし、今になっても、いつどこで開廷したのか、家族には全く知らされておらず、いかなる通知も受け取っていないという。

 重慶市渝北区610弁公室は、マフィアと同じ手口を使って法輪功学習者・任さんを連行し、迫害した。任さんが連行され、家宅捜索を受けてから数日経っても、家族は本人の行方を知らなかった。そして、法廷審判や判決に関する情報も全くなく、刑務所に移送された後でも、面会を許されなかった。すべての過程において、法律に違反しているこれらの判決とやり方が、どうして法に則った判決と言えるのだろうか! まるで暴力団の誘拐事件そのものではないだろうか!

 重慶市渝北区610弁公室、公安局、検察庁、裁判所、司法の関係者らが、法輪功学習者を連行する目的は、他でもなく、法輪功学習者を「転向」させ、法輪功に対する信奉(しんぽう・ある宗教・思想・教え等を信じて尊ぶこと)を放棄させるためであることがよりいっそう鮮明に、より明確になったのではないだろうか!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/5/362520.html)
 
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