【明慧日本2019年3月24日】重慶市潼南区の法輪功学習者・譚昌蓉さん(70歳女性)、丁紅梅さん(65歳女性)の2人は、市女子刑務所内での法輪功学習者に対する身体的虐待や性的虐待を受け、迫害されたことを暴露したことで、罪を着せられた。
2人は市法曹機関の人員や刑務所内部の警官らが学習者たちを残忍に迫害した事実に基づき、その迫害に加担した警官らを訴えた。その上さらに丁さんは、女子刑務所に傷害賠償を求めた。この案件は法曹機関内で大きな反響を及ぼした。
一方、市女子刑務所は便箋1枚に4、5行の文章を書いて公安局および検察庁に提出し、暴力手段は一切行っていないと主張した。また、丁さんの弁護士に電話をかけて、迫害の事実を否定した。
譚さんは2018年9月2日、実名で重慶市女子刑務所の警官らに殴打されたこと、電撃されたこと、強制的に転向するよう強いられたこと、ひどい体罰や虐待をされたことなど、すべてを市法曹機関と刑務所側に届け出た。
9月6日、重慶市女子刑務所の課長2人は、区政治法律委員会の関係者ら数人と譚さん宅を訪問した。また、10月15日、譚さんは鎮政府に没収された土地の返還を求めたにもかかわらず、鎮派出所と区公安局の警官に身柄を拘束され、重慶合川区留置場に拘禁された。
2019年1月、江北区検察庁は譚さんの案件を江北区裁判所に起訴状を提出した。そして、江北区裁判所は、譚さんの部屋に法輪功の文言が書かれた真相紙幣と手紙が置いてあったことで、懲役3年から4年までの実刑判決を下すと勧告した。
丁さんは2015年7月16日の朝8時過ぎ、潼南西市場で身柄を拘束され、懲役3年の不当な実刑判決を宣告された。重慶市女子刑務所で殴打され、長時間にわたる体罰、食事の禁止、睡眠を剥奪される、トイレに行かせない、性的な嫌がらせや虐待、左手を骨折するなどの虐待を受けたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)