真相は力 「馬三家からの手紙」に聴衆は感動
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 【明慧日本2019年4月18日】米国デラウェア大学法輪功サークルが主催した「馬三家からの手紙」の上映会が3月14日の夕方、同大学の劇場で開催された。この映画は被害者本人が中国の馬三家労働教養所で受けた残酷な迫害を語り、その痛ましさは観客の涙を誘った。

'图1:2019年3月14日晚,德拉华大<span class='voca' kid='88'>学法</span>轮功俱乐部在Trabant剧院放映了纪录片《求救信》。右起:德拉华大学法轮功俱乐部负责人、神经学博士生Robert,曾被中共迫害的三位法轮功学员——黄奎、杨景芳和崔红,法轮功学员Cindy.屏幕上是反强摘器官医生组织 (DAFOH)发言人Ann Corson医生连线回答观众提问。'
3月14日、デラウェア大学で開催された映画上映会で

 「馬三家からの手紙」は、ある米国人女性がハロウィンの贈り物を購入した際、中国の馬三家労働教養所で作られた商品の中に、同所で残酷な迫害を受けている法輪功学習・孫毅さんからの救いを求める手紙が入れてあった。

 おおよそ1時間の上映後、中国で強制連行され収容所で迫害を受けた3人の法輪功学習者が自身が受けた迫害の経歴を語り、観賞者に中国共産党の人権侵害の内幕を暴いた。

 黄奎曾さんは中国でナンバーワンと言われる北京清華大学の博士課程で勉学中に、法輪功を修煉しているとの理由で十数回にわたり強制連行され、5年以上不法に拘禁され、長時間労働、高圧スタンガンによる電撃、強制灌食、睡眠の剥奪、強制洗脳などを受けた。

 楊景芳さんは2002年12月から2003年の夏まで合肥第一留置所に拘禁され、毎日の強制労働時間は12時間以上で、紙箱作りや電球を繋ぐ作業を強いられ、2003年の夏からは安徽省第一女子刑務所に監禁され、毎日16時間の強制労働を強いられた。

 崔紅曾さんは北京大興区天堂河女子労働教養所に拘禁され、3年半にわたり強制労働を強いられ、この期間中に長時間の睡眠剥奪、独房監禁、強制洗脳などの迫害を受けた。

 臓器の強制摘出に反対する医師団(DAFOH)のスポークスマン・アンコルソンさんは、観賞者の質問に答えた。多くの観賞者が、中国はなぜ座禅をする良い人たちを恐れているのか? 中国においてどれだけの人たちが臓器狩りに参与しているのか? 臓器狩りで中国はどれぐらいの金を稼いだのか? 法輪功の迫害を制止するために自分ができることは? などの質問があった。

 最後に1人の観賞者が立ち上がり、高ぶる感情で話した。「私たちの世界は広く永遠に存在しますが、中国の共産政権はそれほど長くないことを彼らは知るべきです。彼らの政権がこれ以上存続することはあり得ません! なぜならば私たちの中に勇敢な人たちがいます。あなたたちがここに来られたことに感謝し、真相を伝えてくれたことに感謝します。私はとても感動しました!」

'图2:德拉华大学助理教授Leslie Criston和哥哥Mike Criston看了3月14日晚在德拉华大学Trabant剧院放映的纪录片《求救信》后表示:要让更多人了解真相。'
デラウェア大学助教授のレスリー・クリストン氏(左)と、兄のマイク・クリストンさん

 デラウェア大学助教授のレスリー・クリストン氏と、兄のマイク・クリストンさんは映画を鑑賞したあと、法輪功学習者と交流した。レスリー氏は「とても感激しました。心を痛めていますが、とても励まされました」と話した。彼女は大学で英語を教えており、教え子の中に中国からの留学生が多く、これに加え、兄が中国の道家を習っているため、この映画にきっと興味を持っていると思い、声を掛けて一緒に観賞に訪れた。

 マイクさんは芸術家である。彼は映画を見たあと唾を飲み込み、「とても心を痛めています! しかし積極的に向上する呼び声が映画に含まれています。このような暗黒な一面を見ることができ、残酷な迫害に心を痛めています。しかしこれは人々に真相を知ってもらうことができ、真相は力になります。1人の男性が救いを求める手紙を書き、1人の女性がその手紙を発見して勇気をもって手助けしたことで映画が制作され、私たちはこの映画を見ることが来ました。2人はとても勇敢で、命を懸けて行ないました。これは全世界を助け、すべての人々を助ける限りない力があります。私は感謝の気持ちを表す言葉がありません」と話した。

 レスリー氏は続けて話した。「彼らはあのように勇敢な英雄です。彼らは生きて(収容所から)出られただけでなく、重要なのは、自分の信仰を堅持して放棄しなかったことです。私にはこのようにできないと思います。以前から私は自分の信仰を固く信じていると思っていましたが、でも私は彼らのようにできません。もちろん私は彼らのようになりたいのです。孫毅さんの物語は私の心に触れました」

 マイクさんは続けて「迫害は人の心を変えることはできず、かえって信念を強くするだけなのです。あなたが継続して努力すれば、必ず勝利します。ガンジー(インド人)が話したように『悪い人は常にいる。しかし独裁者らは1人も生き延びることができず、必ず消滅される』のです。歴史はこのようになっています。最終的には光明が現れます。私たちはすべての人の心の中に光明が満たされることを希望します」

 マイクさんは数年前に負傷したあと、内在のエネルギー療法を探し続け、これが彼の視野を広くした。「座禅はエネルギーが強く、座禅したことのある人は分かります。独裁政権、独裁者は永遠に続きません。私たちは継続して勝ち取らなければならず、あなたはできることを行なえばよいのです。私は、私の地区で当選した議員に電話をかけようと考えています。上院に電話をして法輪功に関する決議案を支持することを表明します。行なうことはとても力になるのです」と、彼はすぐ行動すると話した。

 レスリー氏は今日、見たこと聞いたことを周りの先生や生徒に伝えるという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/3/19/384095.html)
 
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