遼寧丹東裁判所は張明さん、李全臣さんに実刑判決 
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 【明慧日本2019年5月1日】遼寧省丹東市振安裁判所は法輪功学習者・張明さん、李全臣さんに不当な判決を言い渡した。張さんは懲役1年と罰金2000元、李さんは懲役3年と罰金5000元を宣告された。

 家族と本人はこの判決を不服として、すでに丹東市地方裁判所に控訴した。現在、2人は寛甸(かんでん)留置場に拘禁されている。

 裁判所は2019年3月27日に判決文を下したが、弁護士は4月1日になってやっと、裁判所からの郵便物を受け取った。一方、双方の家族は未だに関係部門から何の知らせも受け取っていないという。

 丹東市振安区裁判所は2019年3月18日、張さんと李さんに対して不当な法廷審問を行った。法廷審問を行う前、裁判所は規定の時間通りに家族に知らせず、前日の3月17日、夜の9時か10時頃になって、突然、家族に電話をかけ翌日早朝に開廷することを知らせた。

 法廷審問中、検察官は2人の学習者に対してまったく法律上根拠のない訴えを提起し、その上、証拠を捏造して罪に陥れ、無実の2人にでっち上げた罪名をかぶせた。法廷で弁護士は、検察官の訴えに対して1つ1つ反論し、検察官と裁判官は返答に困り果てていた。当日、法廷は判決を言い渡さなかった。

 3月27日、裁判所は不当に判決文を下し、29日になってやっと弁護士にそれを郵送した。結果、弁護士が郵便物を受け取ったのは5日後となった。一方、家族は未だに何の知らせも受け取っていないという。

 弁護士は「すべての審判プロセスが違法で、検察官は公然と法律に違反した行為をした」と強く主張し、そして「法律から見ても、張さんと李さんの案件そのものを見ても、法律違反のところがまったくなく、判決を下す理由がない」とも主張した。

 本案件はまったく事実を歪曲し、道徳に違反し、法律を無視する冤罪事件である。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/3/384695.html)
 
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