北京市昌平区の65歳の張青山さん 拘禁される
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 【明慧日本2019年5月18日】(北京市=明慧記者)北京市昌平区の法輪功学習者・張青山さん(65歳男性)は2018年4月20日、警官らに不当に連行されて、昌平拘置所に拘禁された。その後、張さんに対して不当に開廷し、懲役1年6カ月の実刑判決を宣告し、北京市刑務所天堂河刑務区に移送して、拘禁した。

 張さんは北京市昌平区南口鎮興隆街団地に住んでおり、昌平区南口暖瓶会社の元会社員である。法輪大法を信仰して、真・善・忍の理念に従って良い人になろうとしただけで、繰り返し警官らに連行されて、繰り返し不当に労働教養を科され、拘禁され、罰金を科される等の迫害を受けた。妻の楊秀栄さんも法輪功学習者であるため、同様に繰り返し不当に強制的に洗脳を受け、嫌がらせをされ、監視された。

 2018年4月20日、張さんは路上で昌平公安分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らと南口派出所の警官らに不当に連行されて、昌平拘置所に拘禁された。

 「中国・アフリカサミット」の期間中に、南口鎮派出所の所長と警官らが張さんの家に行き、家の前で不当に妻の楊秀栄さんを監視したり、尾行したりして嫌がらせを続けた。南口派出所・所長は「張青山の案件は裁判所に届いたから、家族は弁護士を依頼しても良い」と楊さんに告げた。

 2018年9月19日、この案件の事情調査をするため、妻の楊さんが依頼した弁護士、張さんの友人数人と一緒に、張さんに面会するために昌平拘置所に行った。弁護士が張さんに面会し、張さんはすでに昌平区裁判所に秘密裏に開廷されていたことがわかった。この開廷の件は家族に全く通知されていないし、この法廷上でも結果を宣告されていなかった。

 元北京新案矯正所(労働教養所)がとり止められて、北京市刑務所天堂河刑務所区の法輪功学習者たちが拘禁されている。該当する刑務区は約六つの大隊があり、拘禁されている人は、ほとんどの人達が残りの刑期が1年以内の人達である。その2大隊は法輪功学習者たちを強制的に転向させることと、指示に従わない者達に、残忍な拷問を加えて迫害をすることを担当している。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/29/385684.html)
 
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