山東省東営市の朱恒徳さんが裁判に直面
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 【明慧日本2018年10月23日】山東省東営市の法輪功学習者・朱恒徳さん(70歳前後)は、2017年10月7日に不当に連行され、拘禁されてから、すでに1年になる。朱さんに対する不当な裁判は、2018年10月10日に浜海拘置所で開廷される予定であった。

 2017年10月7日、朱さんは法輪功迫害の真相資料を貼り付けていた際、監視員に見つけられ通報された。過去1年の間、朱さんの家族は朱さんの元勤務先に行って解放を求めたが、権限がないと言われた。家族は浜海公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の大隊長・馬玉強を訪ねたが、同じく権限がないと言われた。そこで家族は裁判所と検察庁に行ったが、やはりここでも何の進展もなく、結果が出なかった。

 2018年5、6月の頃、河口検察庁は朱さんに対して不起訴を決定し、公文書を差し戻した。しかし、浜海公安局の国内安全保衛部門の馬玉強らは、朱さんが貼り付けた真相資料の中に、馬玉強らの迫害行為が書かれているため、報復心から極力朱さんを解放しないように関係部所に働きかけ、公文書を東営区検察庁に取り次ぎ、引き続き朱さんを迫害した。

 朱さんは法輪功を学んで健康になったが、長期にわたり拘禁されたため、体調がだんだんと悪化し、痩せこけてしまった。

 朱さんは若い時、結婚して5日目に腸壊死と診断され、手術をして壊死した部分を切除した。その後、胃潰瘍を患い、そのため胃の3分の2を取り除いた。1995年、朱さんは胃の血管が破裂したことが原因で、血便の症状が現れ、仕方なく胃を摘出する手術を受けた。その後間もなく、脾臓が悪くなり、脾臓の大部分を切り取る手術を受けた。朱さんの身体は最悪の状態に陥ったことに伴い、朱さんの給料で支えられている家族の生活も絶望的になり、朱さんと家族は大変苦しい境地に陥った。

 当時、法輪功は全国各地で盛んに広まっている時期だった。朱さんも試しに学んだ。しばらくすると、驚いた効果があった。朱さんは食欲がでてきて、今までと違って何でも食べられるようになった。体力も付いてきて、家事などの仕事ができるようになった。また、喫煙や酒もやめることができ、精神状態も安定しており、家族みんなは以前のように笑顔が現れた。

 しかし、1999年7.20から、江沢民は法輪功を迫害する運動を発動した。迫害の環境の中で、朱さんは今までに6回も拘禁されたことがある。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/7/375458.html)
 
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