北京の学習者・王ホウ龍さんは迫害により死亡
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 【明慧日本2019年3月24日】北京市房山区の法輪功学習者・王ホウ龍さん(男性)は2014年、自宅から警官に連行された。その後、王さんは懲役4年の実刑判決を受け、北京市柳林刑務所に収容された。刑務所の残虐な迫害により、王さんは高血圧症、糖尿病、脳血栓の症状が現れた。2018年4月末、王さんは出所したが、2019年1月20日に死亡した。享年58歳であった。

 王さんは房山区城関街道顧冊村に在住し、中国共産党が法輪功迫害を開始してから、11回にわたって連行され、拘禁労働教養処分、実刑判決などの迫害を受けた。拘禁されているとき、王さんは激しい電気ショックを受けたり、猛打されたり、小さい椅子に長時間、座らされるなどの拷問を加えられた。

 2004年3月、王さんは房山区公安局の警官らに自宅から連行され、1カ月間拘禁された。

 同年8月17日、警官らは再度、王さんを自宅から連行し、王さんに労働教養処分2年6カ月の判決が言い渡された。

 2014年4月25日、房山区公安局、房山区城関派出所、周口店派出所の警官らは西山小鎮のビル管理人と結託し、王さん夫婦を連行した。警官らは水道局と電力会社の関係者を装って、王さん宅に不当に押し入った。警官らは王さんの家にあるパソコン、プリンター、DVD、携帯電話などの私物品を押収した。その後、警官らはまた、王さんの他の住居に行き、壁を乗り越えて入室し、家宅捜索をし、法輪功関連書籍や法輪功創始者の写真、携帯電話、法輪功の迫害資料などを押収した。

 その後、王さんの妻が解放されたが、王さんは房山区留置場に送られた。それから、王さんは北京の七処というところに移送された。その後また、房山区留置場に戻された。2015年4月の初め、王さんは懲役4年の実刑判決を宣告された。

 北京市柳林刑務所に拘禁されている間、王さんは酷い迫害により、高血圧症、糖尿病、脳血栓を発症した。2018年4月末に王さんは刑務所から出所したが、8カ月後の2019年1月に、この世を去ったという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/3/17/383993.html)
 
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