香港法会の開催で 18人の学習者が修煉体験を発表
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 【明慧日本2019年6月8日】3年間遠のいていた「香港法輪大法修煉体験交流会」が2019年5月5日、成功裏に開催された。香港、マカオ、台湾、日本の法輪功学習者たちがこの交流会に参加した。18人の学習者が大法を修煉して心身が昇華したことや、日常生活の中で「真・善・忍」の教えを実践したこと、中国の最前線「香港」での真相伝えのことや、三退を勧めた体験談を発表し、参会者と分かち合った。発表者は発表の中で慈悲で偉大なる師父への感謝を語り、数人の発表者は幸運にも、師父の慈悲なる済度に出会った経歴を語った。参会者の全員が感激して度々涙を拭(ぬぐ)うシーンが、会場内のあちらこちらで見かけられた。

 法会は成功裏に開催され 皆が師父に感謝する

 香港佛学会のスポクスマン・簡鴻章氏は、香港法会が成功裏に開催できた事をとても嬉しく思ったという。彼は「まず、私たちは慈悲なる師父のご配慮に感謝しなければなりません。同時に関わった学習者や各方面からの支援により、法会を成功裏に開催できましたことを感謝します」と語った。

 2016年1月、「香港大法修煉交流会」を開催していた最中に、邪悪な中国共産党の妨害に遭い、中断を余儀なくされたという。簡氏は「この3年間、法会の会場を探し続けましたが、再三再四、困難に阻まれました。今回の法会の開催を予定していた会場も、彼らの妨害で取り消され、日程を改めなければなりませんでした。香港法会が成功裏に開催できたことにより、香港を含めて全世界の正義が強まっていることを見て取れます。中国国民の努力によって、世界の正義の力の支援により、私たちは信じていますが、それほど遠くない将来に迫害の終結を迎えることができ、普遍的価値観がさらに広げられ、その時には法輪功学習者たちが行なう活動は妨害がなくなり、もっと正常に活動しやすくなるでしょう」と述べた。

图1:法轮功学员共聚一堂,参加二零一九年香港法轮大法修炼心得交流会。
修煉体験交流会で発表する学習者

图2:两位司仪宣布,香港法会正式召开。
香港法会の開催を告げる司会者

  中国で拷問を受けても 真相を伝え続ける

 1999年3月、梁金友さんは中国国内で大法の修煉を始めた。同年7.20に中国共産党は法輪功に対する弾圧を発動した。彼女は迫害の中でも法を実証した経歴を発表した。2000年に彼女は北京へ請願に行き、天安門広場で「法輪大法は素晴らしい」の横断幕を掲げ、「師父の清廉潔白を返して!」などの言葉を高らかに叫んだ。この時に彼女は強制連行され、拘留された後、強制労働を強いられた。彼女は修煉を放棄せず「転向」に応じなかったため、高圧スタンガンで電撃され、手かせや足かせをはめられ、睡眠を剥奪されるなどの酷い拷問を受け、精神的にも肉体的にも大きなダメージを受けた。彼女の夫・王斌さんも強制労働収容所で迫害を受け、残酷な拷問を受けたという。

 2013年、家族の手助けにより梁さんは香港に移住した。2015年に彼女は迫害の元凶・江沢民を告訴する告訴状を中国へ送った。2017年、彼女は中央人民政府駐香港特別行政區聯絡辦公室に出向いて迫害に抗議をし、夫の釈放を求め、夫と娘にできるだけ早く香港に来てもらい、一家団らんの生活ができるように要求した。

 香港で、梁さんは真相を伝える活動に参加し、迫害の真相資料を配りながら、大法の素晴らしいさを市民に伝えているという。彼女は師父の言葉を肝に銘じ、同修と一緒に精進し、さらに多くの衆生を救い済度するという。

图3:香港学员梁金友谈到在中国大陆受到酷刑迫害,仍坚持修炼。
発表している香港の学習者・梁金友さん

 妨害を恐れず 真相伝えの拠点を守る

 数人の学習者は、観光スポットや真相伝えの拠点で真相を伝えた体験談を分かち合った。香港の学習者・詩さんは2016年、繁華街で展示パネルや横断幕を掲げた際に、邪悪集団の頭目に挑発され、「詩さんが彼らを襲った」と偽られ、警察に届けられたという。事実無根であるのに、詩さんは有罪判決を受けた。彼女は自分の潔白を証明するため、正義ある弁護士の援助を受け、警察署が保存していたデータから、その頭目は3年間に90回以上、法輪功に関する通報を行なっていたことがわかった。これをもって、当時の裁判官は、邪悪の頭目はわざと挑発して法輪功に対して悪意を持ち、誠実さに欠け、証人として信用できないと結論付けた。そのため詩さんは「無罪」の勝訴を勝ち取った。

 詩さんは、自分は1997年に法輪功の修煉を始め、夫は中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じていたため、当初は彼女の修煉に反対した。大病を患った夫は、詩さんについて煉功をし、学法するようになり、法輪大法を信じるようになった。2003年から詩さんは数人の同修と市の中心部の繁華街で真相伝えの拠点を設け、この過程で中国共産党が雇った人員らから多くの妨害を受けたという。しかし、詩さんは彼らの妨害や天気に左右されずに、真相伝えの拠点で真相を伝え続けたという。彼女は「私は一晩中仕事をして、昼間は身体が不自由な夫の面倒を見なければならず、黄昏の時になると、真相拠点に行って真相を伝えています。毎日休むことなくこの繰り返しの日々を送っています」と語った。

图4:香港学员诗女士十多年来风雨无间坚守真相点。
香港の法輪功学習者・詩さん

  慈悲をもって三退を勧め 善をもって衆生に接する

 香港の学習者・叶さんは、法輪功が迫害を受け初めた1999年から修煉を始めた。彼女が幼い頃に、父親は右派(右翼)と中国共産党に決めつけられて迫害を受け、毎回の中国共産党の政治運動は、善良な人達を迫害するためであると彼女は知っていたという。「中国共産党は法輪功に対して迫害を行ないました。だから私は、この功を習う事に決めました」と叶さんは言った。叶さんはこれまで迫害の真相伝えに積極的に参加し、中国の観光客が食事をする場所で三退を勧めている。片手には真相パネルを持ち、片手には脱党の名簿を持って、中国の観光客に「天安門焼身自殺」の真相は、中国共産党が法輪功を陥れるための自作自演であること、また、法輪功学習者の生体から臓器狩りを行なっている悪行を伝え、疑問にも答えているという。彼女の善の心と忍耐力が観光客を感動させ、真相を理解した彼らは中国共産党組織から脱退したあと、話す言葉は「法輪大法は素晴らしい!」、「法輪大法万歳!」、「江沢民は死ぬべきだ」と言って、彼女に合掌して感謝しているという。

 真相を伝え三退を勧める過程で、叶さんが悟ったことは慈悲の心で善意をもって衆生に接し、たとえ、邪悪集団のメンバーであっても機会を伺っては真相を伝え、邪悪な行為を止めるように願っているという。「邪悪集団による私たちの真相伝えに対する妨害が大きく、発正念を強化するほかに、修煉者の基準で自分を律して心性を守り、できるだけ魔性を抑えて、妨害を最低限に減らすことにしています」と彼女は語った。

图5:香港学员叶女士谈到在真相点劝三退,以慈悲心善待众生。
発表する香港の学習者・叶さん

 博士は法を暗記して心を修め 多くの恩恵を受ける

 修煉して6年になる香港の学習者・賈詩敏さんは常勤の仕事をしている。修煉を始めてから学問を究めるために、さらに勉強し始めた。彼女は修煉を始めた当初は時間があれば学法をし、博士論文を書き終えたところで、『轉法輪』の暗記を始めたという。1回目の暗記は2年間を要したが、今は2回目の暗記をしている最中だという。彼女は法の暗記は心を修める一つの過程であると感じ、法の内包に対して深い理解を得られ、トラブルに出遭うと、直ちに法理をもって対処することができ、仕事も真相伝えもスムーズになったという。

 彼女は修煉を始めて2年目頃から、真相伝えに参加するようになったという。しかし、彼女は標準語が上手ではないため、真相伝えには積極的ではなかった。その後、言葉に障害されてはならないと思い、純潔な善念をもって人に接し、人を救う心があれば、中国からの観光客の心は動かされ、感動させることができると思えるようになったという。

图6:香港学员贾诗敏(Jasmine)表示,背法修心获益良多。
香港の学習者・賈詩敏さん

 真相を伝える地区の小グループは 至るところで花を咲かせる

 香港の学習者・林さんは真相を伝える小グループが、至るところで花を咲かせている体験談を発表した。数年来、佛学会の協調の下で、彼女は数人の同修と一緒に人口120万人が居住する三つの地区で、毎週2回巡回して『明慧週間』を配布し、効果がとても良いという。彼女は、この真相を伝える方式は大道無形の形式であると悟り、この方式は邪悪集団が予測できず、妨害されることもないという。縁のある衆生を取り落とさないように、各自が別の時間帯に別の地区で資料を配り、あるいは、中国からの観光客が多い場所で『共産党についての九つの論評』と『共産主義終極の目的』を配っているという。

 彼女がさらに悟ったことは、人を救うことは人の心を救うことで、妨害を排除して忍耐をもって配れば、当地区の環境が徐々に改善されていったという。「住民の大法に対する態度が正されて、見方となり、真相を理解した人々は、法輪大法は素晴らしいと称賛するようになりました。私たちは嬉しくなり、衆生が救われ、私たちの努力は無駄になりませんでした」と林さんは語った。

图7:香港学员林女士讲述成立地区小组,遍地开花传真相。
週2回『明慧週間』を配布しているという林さん

 新しい学習者が法を得て 師父に感謝の念を抱く

 香港の学習者・劉さんは新しい学習者で、2016年にある学習者から法輪功を紹介されて学び始めた。彼女は2018年に米国ワシントンDC法会に参加し、師父の説法を聞くことができ、とても感動して師父に感謝の念を抱き、真相伝えを含めて三つの事を努力して行うと心に決めたという。慢性病患者だった彼女は、修煉を始めてから心身ともに大きな変化があり、嬉しいことに夫と一緒に法輪功を学ぶようになった。「私の人生観が大きく変わり、健康な身体を与えられ、私たち夫婦の感情や家庭内の雰囲気も穏やかになり、お互いに認め合い、私自身も大きく変わりました」と劉さんは話す。彼女は苦笑いしながら、以前は金銭をとても重くみていましたが、修煉後はそれよりもっと大事なこと、人として返本帰真することの道理や、衆生を救い済度する使命が分かったという。「私たちは『真・善・忍』を遵守して自分をよりよく修め、超常的な人になることです」と劉さんは語った。

 日本・台湾の学習者 正法の道を語る

 台湾、日本、マカオからの学習者も修煉体験を発表した。日本の学習者・王さんは1996年に中国で母親について修煉を始め、母親は1999年に天安門広場で請願した際に、警官に拘束されて不当に刑務所に拘禁され、厳しく迫害されても修煉を放棄する旨の保証書を書かなかったという。母親が解放された後も私生活は依然として妨害され、のちに仕事で王さんは日本に来たという。桜並木の下で同修を見つけ、輝く日差しの下で何の束縛もなく、正々堂々と煉功を行なった彼女はとても感動し、海外で正法の道を歩むことを決心したという。彼女は天国楽団に参加して自己を実証する心、顕示心などの執着心を取り除き、協調と昇華することを学んだという。

 台湾の学習者・楊さんは、2015年から香港に来て真相を伝えた体験談を発表した。彼が悟ったことは真相拠点で邪悪集団に妨害された時も、世人に真相を伝えることを絶えず堅持し、同時に発正念を強化して時間と度合いを強める必要があったという。彼は「私は発正念の効果がとてもいいと分かり、幾度もあったのですが真相拠点の同修が心を一つにして、純潔な正念を発した時、邪悪集団の人員らは工合が悪そうに、彼らの制服の緑色のTシャツさえも着たくなくなり、妨害に来なくなりました」と話した。そして、衆生が真相を理解することを妨害する要素を取り除くと、衆生は真相を理解するようになり、三退に応じるようになったという。

 楊さんは、香港は邪悪な中国共産党の虎の口となっているが、「ここの真相拠点の一つ一つが最前線の基地であり、邪悪の目の上のたんこぶで、目のかたきです。香港で真相を伝えることは虎の口の中で歯を抜いているようなものです。中国共産党は溶炉の石炭のクズになろうとしているのであれば、私たちはこの機会に自分を溶錬して、鋼になりましょう!」と、楊さんは力強く語った。

图8:台湾学员杨先生发言,谈到在香港讲真相的体会。
台湾の学習者・楊さん

 台湾からの翁さんは、家族に法輪功の素晴らしさをいかに理解させ、遠い香港にやって来て、面と向かって真相を伝え、中国共産党の虚言を暴いてきたかを発表した。彼女は家に戻り、家族に真相拠点での出来事を分かち合っているうちに、彼女の夫が彼女のことを理解するようになったという。ある日、彼女は夫と親戚の家に行って、ゆずを取る手伝いをした。すると、ゆずの表面に優曇華 (うどんげ)の花が咲き乱れていたという。これを見て不思議に思った夫に、彼女は「これは師父が私を励まし、あなたに大法の不思議さを分からせようとしておられるのよ」と話した。それを知り、夫は彼女の香港行きを支持するだけでなく、彼も法輪功を学び始めたという。

 20年来、確固とした正しさを示す

 譚さんは司会者としての意義について交流した。彼女は「今日は歴史に残るひと時であり、困難の中で同修と一堂に会して修煉体験を分かち合うことができ、とても光栄に思っています」と述べた。「発表した学習者の皆さんは真相伝えの拠点で経験した、非凡でない経歴をずっと堅持してこられました。この過程で苦しみもあれば、楽しかったこともあり、20年来の歩まれた過程を語られとても感動しました。その揺るぎない正念と、法を実証して衆生を救う行動力には本当に心を動され、感動しました」と、司会者の譚さんは切々と話した。

图9:交流会司仪谭小姐说,二十年来学员证实法的过程令人感动。
修煉体験を発表する司会者の譚さん

 マスコミで営業を担当している譚さんは、時間があれば真相伝えの拠点で真相を伝え、三退を勧めているという。彼女は年配者の同修が表に出て、真相を伝えていることについて、とても素晴らしいと思っているという。青年学習者も真相伝えの拠点に行き、ぜひ、真相を伝えて欲しいという。「法輪功には多くの知識人や若者がいること、そして彼らが理性的に判断し、思考し、分析をし修煉している現状を分からせ、世間の人々信じる心(信仰心)を持たせて、なぜ、法輪功学習者が忙しい中で時間を作って世間の人に真相を伝えているのか、それはこの真相が世間の人にとって、とても重要なことに関わるからです」と譚さんは熱く語った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/5/7/386095.html)
 
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