中国共産党に対する恨みを修めよう
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2019年6月13日】長い間、私はネットニュースに注目し、特に大紀元、新唐人などのウェブサイトに掲載する中国に関するニュースに特に関心を持っていました。私は毎日時間をかけて情報をダウンロードして読み、特に米中貿易戦争などのニュースから、アメリカの目覚めを強く心に感じ、中国共産党の横暴な行為が国際社会、特にアメリカに力強く暴かれ、厳しく罰せられる記事を読んで、本当に痛快な気分になりました。師父がおっしゃられた「天象の力添えもあり、必ずこのようになります」、「共産邪霊の存在意義もあまりないため、それを取り除く時がやってきました」 [1]とのお言葉の通りになりました。

 時局の変化の速さに驚き、痛快に感じると同時に、自分の強い執着心にも気づきました。自分がこれほどネットニュースに執着するその根源には「恨み」、つまり、中国共産党に対する恨みがあることに気付きました。残忍残虐に法輪功を迫害してきた邪悪な政党がもう少しで解体しそうになるのを見て、積年の恨みをやっと晴らせたような気分になったからです。

 なるほど、これまでネットニースに執着すればするほど、体がだるくなって元気が出ず、体調不良の元となる原因を見つけ、自分の心性に問題があることに気がつきました。数年来、毎回発正念をする時に、必ず怨恨心を一緒に一掃するようにしてきましたが、この恨む心がまだこれほど強く残っているとは心外でした。毎回の発正念は役に立っていなかったのでしょうか? いいえ、役に立っていないのではなく、その恨みの根が深すぎるからです。なぜなら、中国共産党が政権を奪ってから、この西洋から来た悪魔が8000万の同胞を殺害し、書き尽くせないほどの罪を犯し、それに対する恨みは、中国人の心の中に深く、深く根をおろしたからです。

 しかし、どんな原因による恨みでも、この恨みの根がどれだけ深くても、修煉者としては、この人心を必ず修めなければなりません。なぜなら、それは悪に属し、宇宙の特性である真・善・忍に反しているからです。私達の修煉は真・善・忍の基準に合致しなければならないからです。

 この恨む心を取り除くには、宇宙の法を正すという高さに立って見なければならないと思いました。法から「中国共産党は旧勢力が大法弟子に試練を与え、衆生を評価する道具に過ぎず、使い終われば捨てられる運命になる」ということが分かっています。師父は「製鋼炉(せいこうろ)に投入されたのは全部鉄鉱ではなく、石炭もあります。石炭がなければどのように製鋼するのでしょうか?」 [2]と説かれました。

 これらの法理を本当にわかれば、大法弟子は中国共産党を恨むことがあるのでしょうか?

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇一八年新唐人と大紀元法会』
 [2] 李洪志師父の経文:『二〇一八年ワシントンDCでの説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/5/25/387810.html)
 
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