発正念で洗脳性の「学習」を拒否する
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2019年5月12日】中国共産党第19回全国代表大会の後、まるで文革が再来したように洗脳キャンペーンが行われ、職場の廊下や入口に中国共産党の宣伝用品が置かれました。

 先月の初め、私が務める職場の上司は上の部門からの要求を伝達し、全ての職員が必ず「学習強国」というアプリ(共産党イデオロギーを宣伝するスマートフォンアプリ。利用者はアプリを通じて、習近平国家主席の政治理念政策を学び、政府の情報やその関連動画を視聴できる)を使用するよう要求しました。しかも、非共産党員も使用するようにと強要しました。これを私は受け入れられませんでした。なぜなら私は、中国共産党員ではなので、中国共産党のものを学習する理由はどこにもありません。

 以前明慧ネットで同修の文章を読みました。一つは同修が政治学習への参加を拒否する文章で、もう一つは同修が政治学習アプリを使用しない文章でした。私は中国共産党のこの邪悪な要求を徹底的に拒否しようと思いました。

 まず、これは旧勢力の邪悪な按排だと理解しました。「私は修煉者で、師父の話を聞き、師父の要求通りに行ない、中国共産党のものを学ばない。もし「学習強国」の学習に参加すれば、たとえ適当にあしらったとしても、それは旧勢力が按排した道を歩くことになる。大法弟子の時間はとても大切で、決して無駄にしてはいけない」と思いました。

 その次に、学習に参加しなければどうなるか考えました。しかし「自分は師父の弟子で、師父に管理されており、余計なことを考える必要はない。上司に怒られたらとネガティブな考えを一切持たないようにしよう」と思いました。そして私は、職員たちを洗脳するすべての邪悪生命と要素を一掃すると発正念をしました。

 上司は職員全員に「学習強国」のアプリを学ぶように要求した後、2回ほど非党員の同僚に「学習はどうですか」と聞きました。私もその場にいました。その時、私は正念を守りながら、同時に上司に対して発正念をしました。その結果、私は一度も学ばずに済み、上司に聞かれたこともありませんでした。

 約1カ月後、同じ部署の人は、「アプリの規則が変わったから、学習のことはもう棚上げになりそうだ」と言いました。師父は彼の口を通して私に知らせてくださったのです。

 2日後、ある同僚にこの件を聞きました。彼は「今まで皆の点数が全部公表されていたが、今、自分の点数しか見られない(アプリを使えば使うほど点数が上がる仕組みとなっている)。だから、僕はもう習っていない」と言いました。同僚は「あのアプリを使うとなんだか気分が悪い」と言いました。

 もう1人の同僚は私に、「あのアプリのことはうやむやになってしまったが、全くやっていないあなたは上司に怒られなかったのか?」と聞きました。私は「いいえ、まったく。これは正義が邪悪に勝ったのです」と言いました。

 数日前、職場会議が開かれました。会議中、私は邪悪を一掃するよう発正念をしました。結果、会議では、上司の誰もが「学習強国」のことを口にしませんでした。職員全員に「学習強国」を習わせようとする邪悪の按排は流れたと私は確信しました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/19/385291.html)
 
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